今回は所詮アルバイトだからと仕事から逃げる人について解説します。
この記事は以下の人におすすめです。
・新しいことをするときにストレスを感じるあなた。
・部下を育てる立場にいるあなた。
・子どもがいるor持つ予定のあるあなた。
この記事を読むことであなたはストレスへの向き合い方を変えるきっかけになります。
今回は適応機制の退行という実例です。
今回の問題の対策に使ったのは
子どもをやるきにさせるスイッチです。
退行?それはなんですかー?
実例の前に先に説明するね
この記事で書かれている内容
適応機制の退行
人はストレスを受けたり、新たな環境に身を置いたときにその環境に適応しようとします。
その適応行動を8つに分けたものがあります。
そのうちの一つが退行というものです。
退行とは解決することが困難な状況なとき、より未発達な段階の適応をすることによって安易な解決を図る防衛反応です。
簡単に言うと本当はできることなのに
私は新人だからできない。専門家に聞いてほしい
など自分をできない人に見せて、問題から逃げる行動です。
エデンの実体験を共有します
エデンのスペックです
- 20代後半
- 会社員(店長)
- 年収400万前後
期待の新人
アルバイトの面接の応募で、ここらではかなり偏差値の高い学生の応募がありました。
よっしゃ
と思いました。
すぐに面接して採用しました。(以後、出木杉くんとします)
所詮アルバイトだからと言って適当に仕事をする人でした
いざ働き始めると、なかなか癖のある学生でした。
特に、店長がいない日や店長が席を外しているときの勤務態度がひどかったです。
ちなみに
店長がいない日のことがなぜばれるのか?
という疑問があるかと思いますが
店長は店のだいたいのことは把握しています。
時間帯ごとの売上や客数のデータからその日の営業の様子というのはかなりイメージできます。
新人からの感想やベテランからの営業報告、そのほかにも風のうわさというものが入ってきます。
退行という適応機制が効いていました
店長であるエデンは部下に無理なお願いをしているつもりはありません。
その人のレベルに合ったレベルの仕事を振っているつもりです。
このスキルがまだまだということももちろんあります。
しかし、出木杉くんの口癖はこうでした。
俺はアルバイトだからそんな仕事はできない
どんな仕事を振ったの?
至って普通のカリキュラムです。
新人が順番に進めていくプログラムの序盤で詰まってしまいました。
楽しさと少し難しい課題
そこでエデンは出木杉くんの後に入ってきた新人の教育係を頼みました。
教えるためにはそれまでやんちゃだった人も意外と真剣になるものです。
この仕事は出木杉くんにしかできないと思ってる。
アルバイトだからできるできないじゃなくて出木杉くんあなたに個人的に頼んでいるのね。
これができたら就活にもきっと役立つし、今後の人生に活かせるよ。
彼の成長は爆速でした
育成に必要なスキルは観察と面倒見です。
最初は、嫌々という感じでした。
しかし、かわいい新人のときは違いました。
教育にはかなり力を入れていました。
それをカモフラージュするために他の人へも丁寧に教えていました。
エデンは出木杉くんに
“この人に教えてもらってよかったと思われる教え方マニュアル”
を渡しました。
彼の勉強して実行するスピードは私の想像をはるかに超えていました
どのように教えたら、新人に好かれるかを理解した彼は店舗の新人をものすごいスピードでとりまとめていきました。
半年もするうちに彼はみんなに慕われる存在となりました。
(彼女も3人くらいできていました)
↑それに関しては怒りましたが、、、
僕のことを慕ってくれる仲間が増えたことが嬉しいし、
仕事が楽しい
と言っています。
所詮アルバイトだからといい仕事から逃げる人が店舗一できる人材になった話まとめ
・できないとかやりたくないというのは退行という適応機制がはたらいています。
・出木杉くんにあえて難しいことを本気で頼むことが彼のやる気のトリガーになりました。
・頭のいい学生はやる気になると学習スピードが早いです。
賢い学生は伸びが早いので、今後も採用していきたいと思いました。
しかし、賢い人ほど失敗することを恐れがちです。
その恐れや不安から逃れるために退行という適応機制を選択した例でした。
私なんて、、私よりもっと的確な人がいるのに、、、
なんて思ったことはないですか?
退行という適応機制が働いていることが自覚できればもうあなたは成長のチャンスを逃すことはありません。
子どもをやる気にさせる4つのスイッチ
- 真似をしたがる
- 認めたがられる(みんなに褒められる)
- 競争したがる
- 少しだけ難しいことをしたがる
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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