今日も1日おつかれさまです。
2019年、終身雇用崩壊宣言とともにブームになっているのが45歳以上のリストラ、またそれに伴い肩たたき、そして希望退職による人員削減です。
日本企業もいよいよ年功序列、終身雇用という制度を崩し始めました。
日本以外の先進国では基本的に年功序列、終身雇用という制度はありません。
今回は昨今のニュースを見て疑問に感じることがあったので記していきます。
エデンのスペックです。
- 20代後半
- 会社員
- サービス業
- 1日14時間勤務
- サビ残、休日出勤が当たり前の会社
- 年収400万前後
はい、典型的なブラック企業勤務者です
この記事で書かれている内容
ブラック企業経験者からすると希望退職を募るなら本望です
あなたは希望退職についてどう思いますか?
世間では、早期退職だ。リストラだ。などとネガティブに捉えられています。
対して20代、ブラック企業従事者の私は希望退職はポジティブに捉えます。
なぜなら45歳から第2の人生が歩めるのです。
こんなわくわくすることはないのではないでしょうか?
希望退職制度は割増退職金が支払われることが多いです。
額にもよりますが、数年間の猶予はできると感じます。(失業保険などと合わせると最低2年くらいは自由になれるはずです)
2年あれば、なんでも極めることができる時代です。
昔と違って情報が大量にあるおかげですね
では、なぜリストラや希望退職がネガティブに捉えられているのでしょうか?
1度、45歳以上の大先輩の心境も感じてみながら考察していきたいと思います。
ネガティブに捉えている人の意見
まず、大前提として、日本人はネガティブなことに敏感だということです。
人間の本能にも危険を察知する能力がありますので仕方のないことなのですが、ニュースなどのメディアは視聴率を取るためにこの心理を狙ってきています。
また、お金をもらうことが卑しいとされる文化も後押ししていているのでしょう。
早期退職制度に応募して、5000万近くの割増退職金をもらって後半の人生を謳歌している人の情報はなかなか開示されていません。
リストラや会社を辞めるということがネガティブに思うのはメディアの影響が大きいのですね
リストラに関しての実際のネガティブ意見を見てみましょう。
①これまで会社を大きくするために中心になってモーレツに働いてきた中核の世代をいとも簡単に切り捨てるのか
リストラにあう大先輩はこんな心境のようです。
愛社精神がすごいですね。
とはいえ、たしかになぁとも感じます
会社を大きくするために並大抵の努力ではいかなかった過去があったのでしょう。
モーレツ社員なんて言われるくらいの時代です。
過去の人生のどこかで、
俺はこの会社で自分の居場所(ポジション)を取ってやる!
と心に決めて色々なことも犠牲にして会社員を続けてきた姿が浮かびました。
リストラにあう45歳の大先輩が、さらに大先輩と同じような定年退職を迎えられない現実に不安といら立ちを感じている姿から
私たち20代も、今の先輩と同じような会社員ライフを送ることは難しいんだろうな
と身構えるきっかけになりました。
②リストラになりそうだと妻に話したら、「家に居られると邪魔だから帰ってこないで」と言われた。
こんな声もあるようです。
シンプルに悲しいですね。
結婚って何のためにするのでしょうね。
夫が帰ってこない。
休みの日も相手にしてくれない。
そんなことが積み重なった結果なのでしょう。
今は子どもや自身の生きがいなどを見つけ、「もう夫は不要」ということでしょうか?
結婚を決めるとき、どういう思いでプロポーズを受け入れたのか、もう一度思い出して、2人でしっかり話し合いたいところですね。
「は?」
と思ったときこそ、考え方や人生を変えるチャンスなのです。
実際にリストラにあった人の声を調べてみました
では早期退職した人はどんなかんじなのでしょうか?
実際にリストラにあって退職をした人の声を調べてみました。
花束で退職日を迎えるようなことはなく、その日が来たら社員証を返して私物をまとめて会社から出ただけ。
会社を出るときに守衛に「長年、おつかれさまでした」と言われ涙が出そうになった。
リアルですね。
去る時はきっとそういうものなのですね。
エデンの会社でも上司が早期退職したときは逃げるように会社を去っていく姿を見ています。
これの対処法としては、
人は新たに行動するとき、人生の充実感が得られます。
なので、会社から退職の花束などで幸せを感じれなかった分は、新たなことをすることで満たしましょう。
また、幸せを感じる脳内ホルモン(セロトニン)の分泌は、家族との中で生み出されることが大半です。
ですので、家族で退職をお祝いしてあげるのが効果的なのかもしれませんね。
20代、若造の提案
リストラにあった後、どうしよう。
今まで、がんばってきた会社にこんないとも簡単に見捨てられるなんて…
そんな不安な気持ちを解決するために大変恐縮ながら早期退職後の提案を3つさせていただきます。
①会社内の信頼できる仲間と別れるのがつらいあなた
“妻やこれまでの友人と経営してみましょう。”
今までの会社員時代のスキルをすべて使えるときがやってきたのです。
対等な立場で議論できる存在で1番いいのは妻かもしれません。さらに2人の信頼を高めるチャンスです。
妻に
帰ってこないで!
と言われつつ余生を過ごすのはできれば避けたいですよね?
②お金が心配なあなた
調べてみました。
希望退職を募るリストラだと大手企業など多いところでは1億円の割増退職金が支給されるところもあるようです。
うちはそんな出ないよ
それだけ出ても半分以上は家のローンなどに充てるから心配だ
そのような心配をされているあなた
実際にいくらお金が必要か計算してみて下さい。
老後2000万問題など、政府が指標にしてくれているものもあります。
それらを用いてもいいですし、あなたの家計の支出から計算するのも賢明です。
計算すれば、
- いくら足りないか?
- 実はもう足りている。
そんなことが見えてきます。
会社で幾度となく課題を解決してきたあなたなら、問題が見えたら策を練って実行するのは得意分野ですよ。
③会社というコミュニティから抜けて何をすればいいかわからないというあなたへ
“SNSをしましょう。”
ユーチューブやツイッターから得られる情報量はとてつもないものがありますし新鮮な情報ばかりです。
もうね、究極の暇つぶしになります。
SNS経由でコミュニティを見つけたり、作ったりすることもできます。
会社がすべてではないのですね
希望退職を勧められたら、1番乗りしちゃいましょう
ということで、いっそのこと希望退職を勧められたら、1番乗りで応募してみましょう。
会社にいたら、「あいつは会社にしがみついている」などと言われるだけです。
さぁ、今こそ会社員人生ではなく、あなた自身、我々の人生を生きていきましょう!!
45歳でリストラされたもの同士がSNSで繋がって起業するなんてこともありそうですね。
45歳で希望退職を募られるのって悲しいことなの?【20代ブラック企業経験者の疑問】のまとめ
・メディアは不安を煽ってきて、リストラがネガティブに捉えられています。
・会社人生に終止符を打つのはつらいと感じるとは思いますが、会社でできないことをやるいい機会として捉えましょう。
・定年75歳で働き続ける or 45歳で割増退職金をもらって辞める。
20代ブラック企業経験者の私なら後者一択です。
そう思うと、今の若者は会社などに縛られるのが嫌いな人が多くて、大先輩方は自由になり課題が与えられないことが嫌な人が多いのでは?
という仮説が立ちますね。
世代間の価値観の違いを知るいい機会になりました。
エデンブログがあなたの発想の転換のきっかけになったり、価値観の多様化を認識するツールとして見ていただけると幸いです。
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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