今回は課長の大変な仕事について解説します。
この記事は以下の人におすすめです。
・事業所の長であるあなた。
・将来課長になるあなた。
・サービス業の闇を知りたいあなた。
この記事を読むことであなたは、日本企業の闇を知ることができます。
エデンが実際に体験した分散型事業所での大変な仕事3選を見ていきましょう。
この記事で書かれている内容
法律関係や重要資料の作成
意外と多いのが重要書類です。
36協定の用紙作成
や
災害時の初動確認、年末調整の用紙などの事務仕事です。
他にもまだまだあります。
これらは事業所によるとは思いますが、たいがい1年に1回は必ず作成しなければなりません。
従業員の管理
1年に1回は各従業員の評価をしなければなりません。
評価シートの記入や面談をしなければなりません。
ちなみにエデンの会社では年に4回やっていたので超大変でした。
部下25人分です。
エデンは年に2回に変えようとしましたが
部下は
今まで4回の評価チャンスがあったのに
エデンさんは評価してくれない
と評価くれくれマンが出てきて大変でした。
トラブルの対応
今では
「土日は会社自体が休み」
という企業が素晴らしく思います。
エデンの事業所は土日も交代で勤務しています。
トラブルが起きた時の最終責任は長であるエデンが取ります。
なので、交代で休みを取っていますが、ここ3か月、休みの日に携帯がならなかったことはありません。
最悪、クレームが出た場合などはすぐに事務所に出向かなければならないこともあります。
会社の数字はマイナスにはできない
各、事業所に優秀な事務員がいれば事足りますが、サービス業には事務員が配置されていないことも珍しくはないですよね。
そうすると、課長などその事務所を取りまとめている人がやるしかなくなります。
事務所で事務員を雇えばいい
という意見があるかもしれませんが、以前まで課長がやっていた仕事ならそこに事務員を入れると事務員分の労務費が上がることになります。
ちなみにエデンは管理職ではないですが、事業所の長をやっています。
もう最悪ですね。全くこの通りでした。
サービス業などの労働集約型企業では労務費のコントロールが利益の肝になることが多いです。
そうすると、以前までできていたことにあらたな人件費を加えることはなかなか難しいのです。
意味をなさない働き方改革
膨大な業務量を人手不足の中なんとか終わらせていました。
働き方改革だので、会社も
残業するな
と言ってきますが、重要な仕事はいくらでもあります。
結局のところ就業時間後に深夜まで残って事務仕事を片付けるというかんじです。
働き方改革を取り入れても、会社としては売り上げや利益などを下げる行動は取れないので、こんなかんじになってしまっています。
よく、社外の友人に
その分、残業代を払ってもらえ
などと言われますが、そうすると会社の利益を圧迫しますし、左遷などが怖くてできないといった具合です。
目標は1人分の売上+事業所の管理
ここまでの仕事内容は事業所の長を経験された方であれば
なんだ、当たり前のことじゃないか
と思うでしょう。
たしかに当たり前にしなければなりません。
しかし、これがなかなかきついのです。
平社員から課長になっても1人分の目標額はそれまでと変わりません。
例えば営業で毎月500万の売り上げを取っていた人が
課長に昇格し、事業所の長になっても会社の中では営業部の従業員の1人としてみなされるので毎月の目標額は500万以上です。
むしろ、
課長なのに私たちと同じ500万しか売り上げていない
なんて部下に思われないために600万くらいはがんばっちゃいますよね。
平社員の時にフルタイムで500万売り上げるのがやっとだったのに+100万と事務仕事をしたら……
はい、事業所の長がこんな弱音を実際には吐けません。
というところで今回はここまでにしようと思います。
効率よくできないお前が悪い
と言われておしまいですからね。
まとめ
・長は任務遂行の責任があります。
・事業所の長がやらなければならない仕事は自分の仕事+αです。
・今までの慣行を変えるのは難しい。
AIでもなんでもいいので、優秀な事務員を下さい。
それでいてタダ働きしてくれる人でお願いします。
なにか共感できることがありましたらよければコメントください。
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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