今回はお金を稼ぐことが悪なのか?について解説します。
社長など、お金持ちの人はよくこう言います。
お金を稼ぐことが悪という考えを取っ払え
悪いことして稼いでいるのを正当化してるだけなんじゃないの?
という意見もあるかもしれません。
この記事は以下の人にお勧めです。
・お金を稼ぐことに疲れた方。
・会社員をしていて何のために働いているか見失った人。
・会社員の思考の変化を知りたいあなた。
この記事を読むことであなたは、低賃金から抜け出せない罠を知ることができます。
エデンはお金を稼ぎたかったです。
そのために少しでも年収のいい会社に入ろうとしました。
しかし、会社勤めをするうちにお金を稼ぐことは悪だ
と思うようになりました。
だからそんなことをしてまで稼ぐのは諦めようという意見に変わったので心境の変化を記します。
エデンのスペックです。
- 20代後半
- 会社員
- 勤続5年
- 年収400万前後(残業込み)
- 1日平均2時間の残業+サービス2時間
この記事で書かれている内容
エデンは一般的な会社員になりました
6年前のことです。
少しでも年収のいい会社に入ろうと就職活動をしていました。
第一志望の業界には行けなかったもののなんとか就職できました。
まあ少し、ブラックな会社でしたが、日本の会社なんてそんなものですね。
お金を稼ぐことは悪なのか?
この考え、日本人には多いと言いますよね。
ではなぜ悪という価値観が多いのでしょうか?
歴史が影響しているとの説もありますね。
お金を持つと、だらけてしまうからでしょうか?
その考えは誰が作り出したのでしょうか?
もしかしたら、だらけさせず、働き続けてもらう必要があったために作られた価値観なのかもしれません。
参考:【裏話】貯金推奨が政府の策略だった過去から、今後の会社員の将来性を考察
会社員のエデンがお金を稼ぐことが悪だと理解した3つの理由
お金を稼ぐことは悪だ
ということの
具体的なエピソードを3つ共有します。
1.昇給の難しさ
エデンの会社では昇給が難しいです。
年功序列です。
どれだけいい営業成績を上げても個人の給料は上がりません。
平等こそ、会社員のメリットという意見もあるので、ここでは年功序列の良し悪しは語らないこととします。
問題は、同期と同じだから、文句を言わず昇給は諦めて働けということです。
現在、勤続5年ですが残業をしなければ手取りは15万です。
ボーナスもすずめの涙ほどです。
部長は、ボーナスが少ないのは利益がないからだと言います。
だから、利益を出すために人件費を削れという指示がきます。
2.残業申請
残業申請はどうしていますか?
現在、利益が出ていないから残業はするなということになっています。
しかし、利益を出すために、膨大な仕事量と改善案をこなさなければなりません。
残業しなければ、終わりません。
労働者であるエデンは自分のために稼ぐというよりは会社のために稼ぐというかんじです。
エデン自身が給料を多くもらうためには残業代をもらうことです。
しかし、会社は厳しく残業するなと言ってくるので申請できません。
まるで、稼ぐことが悪だと言われているようです。
3.人参で走らす
入社3年目のことです。
当時、4年間付きあっていた遠距離の彼女と将来のことも考え、近くに住みたいということでエデンは実家近くに転勤希望を部長に伝えました。
その直後から、エデンの課に大量の仕事が部長から降ってきました。
まるで、仕事以外のことを考えるなと言わんばかりの量です。
当時の課長はエデンにとっていい人でした。
2人で、なんとか残業して仕事を片付けていました。
課長も休憩中は机に頭をつけて寝てしまうほど疲れていました。
半年後、課長は自主退職しました。
そして、新しい課長が赴任してきました。
新しい課長は妻子持ちです。
深夜に奥さんから電話がかかってきてよくけんかしていました。
エデンも1か月に10個の事業所を行き来して働きました。
自腹で買わされた軽自動車でよく夜を過ごしたものです。
そんな生活が3か月ほどたった時、繁忙期がやってきました。
部長の受け持つ課の1つで、業務が回らず、1年以上売り上げが落ちているところがありました。
部長の決定で繁忙期の月からエデンはそこに転勤になりました。
売上を上げてこい
辞令があると聞いたときに実家の方に転勤かと思っていました。
それが、また実家から離れますが…
あ、そうだったね。かなえてやりたいんだけどね。
まずはうちの部を助けてくれないかな?
わかりました…
そこから業務が回らないほどの課でエデンは地獄の生活をします。
この話しの続きは話がそれるので、希望があれば、また他で…ということにします。
飲みの席で部長がよく言うことです。
馬を走らせるにはムチを打つか、竿に人参をぶら下げて目の前につるすことだ
俺の仕事は課長にはムチを打って、それより下の部下には人参をぶら下げることだ
エデンは希望の地への転勤を人参に走らされていたのね
この経験を経て心境がどう変わったか?
欲しがりません。
勝つまでは。
です。
それまでは、ワークライフバランスを重視した考えで仕事していました。
しかし、結婚などと浮かれた話、そんなことは考えられないほどの地獄の課への配属。
部長の考えの真相を知って、エデンの心境は変化していきました。
このストレスから無理やり、昇華によって適応しました。
プライベートや給料など、自分のことは考えず、自分の取り巻く職場環境でできることを全力でしよう
という意識に変わりました。
会社員である私がお金を稼ぐことが悪だと感じるようになった話まとめ
・日本はお金を稼ぐことが悪という風習があります。
・エデンの会社は人件費を抑えることに明確な数値目標があり、日々追っています。
・残業代をもらうこと=会社の利益を減らすこと→稼ぐことが悪という心境に変わりました。
目の前の仕事を追わせ、給料や稼ぎを勘定する暇さえ与えないことが会社員として低賃金で労働させるために必要だというお話でした。
あなたのお金に対する価値観はどうでしょうか?
よかったらコメントで教えて下さい。
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