先日の記事で、低賃金が引き起こす3つの怖い心理についてお伝えしました。
今回は引き続き、アルバイトで質の高い人材が集まりにくくなる3つの理由についてお伝えしていきます。
そもそもアルバイトに質の高い人を求めるな
という意見があると思いますが、今まではそれでもその中からできる人を選んで産業を発展させてきたという背景があります。
それが今後はこの意見のような方向に向かっていくと感じていますので、考えをまとめてみたいと思います。
この記事は以下の人におすすめです。
・アルバイトを雇用する立場にあるあなた。
・今後の人材確保に不安なあなた。
・人手不足対策を考える立場にいるあなた。
この記事を読むことであなたは、人材確保のために改革すべきポイントを見つけることができるようになります。
それでは見ていきましょう。
①価値を見出す人は個人で稼ぐ時代です。
今の時代は個人で稼ぐことが簡単になってきましたね。
今後もますますこの流れは加速していくでしょう。
稼ぐ能力を持った人はアルバイトに依存しなくて
いい時代だね
ということは、
価値提供で対価を稼ぐという考えがない人がアルバイトに時間を切り売りしに来る確率が高まるということです。
もちろん全員が全員ではないです。
しかし、そもそも労働人口も減りますしパイが少なくなることは予想がつきます。
アルバイトというと学生のイメージがありますが、今では学生がゲーム実況で月に数十万円稼いでいる時代ですからね。
ですので、アルバイトを雇う立場の人は求める人物像を明確にする必要があります。
応募者の働く目的ややりがい、喜びのポイントなどをしっかりと採用基準に組み込むと採用のミスマッチが減ると感じます。
今後アルバイトを確保するのがますます難しくなりそうね。
②アルバイトは楽して稼げる仕事という認識が高まる。
正社員は高給取りだが、専門スキルが必要だったり、そもそも激務だったりという話は珍しくありません。
その対極がアルバイトという立ち位置になってしまっていることは否めません。
今後は多種多様な働き方が広まることを考えると、各働き方のメリットデメリットが明確になっていくでしょう。
アルバイトなら思考を止めて楽して稼げる
という認識がさらに加速しても不思議ではありません。
これを対策するにはアルバイトからの正社員登用制度であったりステップアップができる環境を用意することが大切です。
a雇用する側は労働者を低賃金で雇う駒扱いから脱却する
b労働者側はさらに価値ある人材になるために自己を高める意思をもつ
というように双方ともの意識改革が必要と感じます。
③社会であぶれた最後の受け皿がアルバイトという現状がある。
人手不足企業では、従業員の採用基準が下がってしまい、どんな人でも一旦受け入れてしまっている状況のところも多いです。
年齢性別問いません。
という募集であったり、仕事をする上で日本語が必要なのにカタコトの外国人を採用していたりといった現状です。
これらはエデンも実際に経験してきましたが
自己愛が強すぎて、すぐに他人を妬む、嫉妬する人も多いです。
アルバイトを束ねる人はより高度なヒューマンスキルが求められるようになるでしょう。
今後もこの最後の受け皿としての機能を果たすなら、ハローワークと提携するなどして、転職者やドロップアウト者を紹介してもらいましょう。
そのための仕組みづくりと体制を整える必要があるでしょう。
まとめ
・働き方の多様化と労働人口減少のダブルパンチでパイが小さくなります。
・アルバイトの立ち位置が完全に補助労働になるかもしれません。
・選考によって質の高い人を選ぶことを諦めるのも1つの選択肢かもしれません。
これはアルバイトに限らない問題かもしれませんね。
今後の人材確保はどうなるのでしょうね。
あなたの考えはいかがでしょうか?
よかったらコメントください。
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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