昔からよく言われていることがあります。
それは
「酒、女、金には気をつけろ」です。
昔から男の遊びとは酒を飲んでギャンブルをして
勝った金で女を抱く。これが鉄則じゃ
今回はこれらがなぜそう言われているか
また、どう考えれば陥らないかをエデンが考えてみましたので共有します。
今回の記事は以下の人にお勧めです。
・欲求の本質を知りたいあなた。
・酒、金、女で遊びたいあなた。
・依存心が高いあなた。
今回あなたが身につけられる心理学の知識は
マズローの欲求5段階説
と
アドレナリンについてです。
ということで勉強していきましょう。
この記事で書かれている内容
マズローの欲求5段階説
人は自己実現に向けて次の5ステップを順番に登っていくというアブラハム・マズローの理論です。
- 生理的欲求
- 安全欲求
- 社会的欲求
- 承認欲求
- 自己実現の欲求
今回の問題はどれに当てはまりそうでしょうか?
安全欲求と承認欲求でしょうか。
目星がついたら考えてみて下さい。
はい、そしたらやっていきましょう。
こんな失敗があります。
ギャンブル
お金を使いすぎてしまう。
のめりこみすぎて、他のことをしなければいけない時間を使ってしまう。
酒の失敗
注意力の散漫が起こる。
そのことによって、意図しない行動をしてしまう。
アルコール中毒に陥る。
女の失敗
浮気をしてしまう。
不倫をしてしまう。
ここで気づいたことは
お金や酒や女が直接的に悪いわけではないということです。
本質はあなたの○○にあります。
では何が悪いのでしょう?
ギャンブルは、金銭感覚が麻痺したことが問題です。
お酒は注意力が低下するまで飲みすぎたことが問題です。
女性関係は心が揺らいだのが問題です。
さてどうでしょう?
すべては私の心に原因があったのですね。
そうは言っても禁止されるとロマンがなくなる
次のように言い換えることもできます。
金銭感覚を麻痺させない方法があればギャンブルもできます。
注意力を著しく低下させるまで飲まない方法があればお酒を飲んでも大丈夫です。
女性に心を奪われない方法があれば、特定の人意外とも仲良くしていいです。
順番にみてみましょう。
ギャンブルにおいて金銭感覚を麻痺させないためには?
結論から言います。
収支メモをつけましょう。
マズローの欲求5段階説の2段階目安全欲求が満たされていたのが、ギャンブルをすることで一時的になくなります。
なぜなら、ギャンブルをしたときって
お金がなくなったらどうしよう?
という不安と
いっぱい勝てたら毎日おいしいものが食べられる
という期待が生まれます。
ところで、ギャンブルをしない人は、満たされた安全欲求をなくしたくないのでやらないという選択肢になります。
しかし、安全欲求が満たされていない場合、ギャンブルをする人は安全欲求をなくしてしまいます。
そうすることで自ら安全ではない状況を作り出します。
人は安全ではないときにアドレナリンというホルモン物質が脳から放出されます。
アドレナリンは、やる気を奮い立たせたり緊張するときに出るホルモンです。
- 昔の人が狩猟生活のときに獲物と戦うとき
- ボクシングをするとき
- 受験勉強でゾーンに入って眠くならずにめっちゃ勉強できるとき
これらはアドレナリンが分泌されているときです。
そうなると実は危険です。
歯止めが利かなくなります。
- 狩猟は獲物を倒したとき
- ボクシングは相手を打ち負かしたとき
- 勉強は課題が全部終わったとき
強制的に取っ払っていた安全欲求が戻ってきます。
さて、ギャンブルはどうでしょう?
そうですね。お金がなくなったときか店の営業時間が終わったりで強制的に退場させられるときですね。
これを対策するために人によっては2万円しか財布に入れないなどのルールを作っていますね。
これも効果的です。
安全欲求とアドレナリンのメカニズムを知ったうえで自らが安全欲求の最低ラインを認識するために収支メモをつけましょう。
お酒によって注意力を低下させないためには?
著しく注意力を下げないようにするにはどうしたらいいのじゃ?
結論から言うとマズローの欲求5段階説の3段階目の社会的欲求と5段階目の自己実現の欲求を上げるということです。
マズローの欲求5段階では、各段階で独立して欲求が満たされていくわけではなく、同時並行で満たされていきます。
お酒によって1番取っ払われるのは第4の承認欲求です。
ですので、その隣の第3の社会的欲求と第5の自己実現の欲求でなんとか維持するということです。
仕事でミスして上司に怒られた
彼氏とけんかしてお酒に頼りたくなった
これは承認欲求が強い人ほど逃げ道を探したくなる傾向にあります。
お酒によって承認欲求を下げていくんですね。
お酒を飲むほど下げることができるので、結果的に飲みすぎたなんてことになります。
承認欲求が下がっているので
お酒を飲んだときにちょっと優しくされたら
好きになっちゃった
あんたお酒のせいで記憶はあんまりないかもしれないけど
ベタベタしちゃってたわよ
なんてことが起こります。
そうならないためには
これをしたら、私は他の人にどう思われるだろうか?
と社会的欲求を再確認してください。
これをしたら、私の人生の目標を
達成から遠ざけていないだろうか?
と自己実現の欲求を再確認してください。
そうすることで、あなたは注意力が著しく低下するまでお酒を飲むことがなくなります。
いや、そうは言っても、注意力を低下させるために
お酒を飲みたいんだ
という意見があるでしょう。
どうしても嫌なことを忘れたいときだったり、バカになって楽しみたいときもあるでしょう。
そのときは注意力が低下しても大丈夫な環境を整えましょう。
家で1人もしくは気の知れた人と飲むなどでつぶれても大丈夫な環境を用意しましょう。
バカになって楽しむために次の日が休みの日にする。独身の間だけにするなどで環境を整えましょう。
そうすることで意図しない2次災害で後悔することはなくなります。
特定の人意外と仲良くしても心を奪われないようにするためには?
よく言われることはこんなとこでしょうか。
男女の友情ってあると思う?
と言われ、返答に困ったことがありませんか?
断言します。
自身の欲求コントロールができれば、これらの返答に迷うことはありません。
ちなみに、不倫は論外です。不倫は社会的欲求の欠如と考えられます。
なぜなら不倫は法律によって罰せられるからです。
そうは言っても感情で人は動くから仕方ないじゃん?
はい…たしかに人は論理ではなく感情で行動を決める生き物です。
しかし、それはさすがに次元が低すぎます。
社会的欲求レベルが低いまま
結婚してしまったのでしょうか?
と疑いますね。もし不倫したくなっているのなら、
すぐに社会的欲求を満たすことを考えましょう。
男女の友情が成立するのは1番最後の欲求、第5の自己実現の欲求に関わってきます。
第5の自己実現の欲求を満たした人は行動に芯が表れます。
その人が、
俺はモテたいんだ
という自己実現の欲求を満たしていたら
友情はあると思うよ
と答えるだろうし
奥さんに心配をかけたくないと思うなら
友情はないと思うから一緒にご飯はいけない。ごめんね。
というでしょう。
ということは、若くして
私、男女の友情ってあると思うな
という人はもしかしたらもう自己実現ができている天才なのかもしれません。
お互いが自己を確立していたら男女の友情は成立します。
しかし難しいのは、どちらか一方が欲求不満なときです。
一方は
男女の友情は成立する
と言っているのに
もう一方は
わたし、あなたのこと好きになっちゃった
なんてことになります。
この場合は友情は成立しませんね。
2人ともが自己を確立できているというのが必要な条件と言えるでしょう。
まとめ
・酒、金、女はそれ自体が悪いわけではなく、自身の心に問題があります。
・マズローの欲求5段階説を理解する事で心の問題に気づけます。
・自己実現して誘惑に惑わされないようにしましょう。
さて、どうでしたでしょうか?
あなたの欲求は5つとも満たされていますか?
もし、複数満たされていないものがあれば、改善すべき順番は先に低次元の欲求です。
生理的欲求や安全欲求が優先ですね。
メカニズムと対策がわかったら人生怖いものなしですね。
人間は忘れる生き物なので、忘れそうになったら、またここに来てください。
あなたの力になれるかもしれません。
Follow @black1kigyou
子供の時に虐待を受けた子どもは酒やギャンブル中毒に陥りやすい。
両親が離婚していると子どもも将来、不倫などに悩まされやすい。
というのはジンクスでしょうか?
もしかしたら、子どものころに満たされないといけない生理的欲求や安全欲求が崩れたために、それより高次元の欲求(社会的欲求や承認欲求、自己実現の欲求)が上手く構築できなかったことと関係がありそうですよね。
ということで今回はおしまいです。
最後までご覧くださいまして、ありがとうございます。
ギャンブル、酒と女には気をつけろ
先輩たちが言っていたことは自身の心に気をつけろということだったのですね。
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あら、タバコについてはどうしたらいいか?ですって?
すっかり忘れてました。それは次回に記事を書きますね。
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