今回は3年前の自分に向けて記事を書きます。
3年前というとエデンが社会人2年目の頃です。
1年間、会社員生活もして、会社での目標もなんとなく決まってきたときです。
人生の何をゴールに生きていこうかわからないときでした。
まあ、仕事を頑張るか
まだまだ、社会人のひよっこです。
仕事をがんばることがいいという判断をしました。
ただ、仕事はかなりきついと感じます。
これをどうにかするには会社でがんばって、登り詰めてやる!
そして、楽できるように会社の体制を変えたらいい!
もちろん会社としての利益を維持しつつね。
俺が会社を変えてやる!!
こう思っていました。
エデンのスペックです。
- 会社員
- 現在20代後半
- 新卒からずっと勤め上げてきました
- 現在管理職
- 2年目の年収は380万でした
この記事で書かれている内容
会社を変えるには、あなたが思っている100倍の労力と根性が必要です
結論から言います。
会社を変えるには、当時の私が思っていた100倍の労力と根性が必要でした
正直に言います。
エデンは会社を変えようと思って失敗しました。
なんででしょうね。
これから書くことは今思えば、そう思って、当たり前のことなんですが、当時は気づかなかったんですよね。
毎年やってくる鬼残業の繁忙期
毎年、繁忙期が年に2回あります。
もうね、つらいつらい。
その1か月は休みなんて最低限しかありません。
同期、上司、周りを見渡しても会社内でしっかり週休2日を休んでいる人なんていませんからがんばるしかないのです。
毎日、日をまたぐまで残業です。
そのせいでヘロヘロです。
いつもだいたい繁忙期に入って5日目で、疲れを感じ始めます
10連勤目くらいからランナーズハイな状態になりますよね
最近は、繁忙期に入る1週間前くらいから食欲がなくなります。
クレーム率改善の実行
そんな状況にならないために対策しないの?
そういう意見もあると思います。
もちろん、やっています。
毎年、繁忙期はトラブルが続出します。
決して、手を抜いているわけではないのですが、3日に1回はお客さんからお叱りを受けます。
繁忙期、それはありがたいことに、お客さんからの多数のニーズがあるということです。
しかし、対応が順番になってしまうので、お待たせしてしまうお客さんも多いのです。
すると、お客さんの中にはイライラされる方もいらっしゃいます。
今日も、またクレーム対応から1日がスタートか…
正直、クレーム対応から始まる仕事の日ほど、モチベーションが上がらないものはありません。
しかし、クレームをいただいているお客さんですから仕事の優先度も上げざるを得ません。
そんなこんなで繁忙期は心身ともに疲弊します。
なんとか、繁忙期の労働時間を少なくしたい
それがエデンの願いでした。
しかし、それでは会社にはただの文句としてあしらわれます。
そこで、起きている問題点を全部紙に書き出してみました。
従業員からは
- 労働時間が長すぎる。
- 忙しすぎて対応が間に合わないときがある。
お客さんからは
- 対応が遅すぎてイライラする。
- 要求が通らないことが多い。
1度、問題を全部書き出してみると、なんとなく見えてきました。
3日に1回は起きてしまっているクレーム率の改善をすることが、よいのではないか?
さっそくそれで簡単な提案書を作りました。
もし、クレーム率が改善すると、朝からクレーム処理に追われてモチベーションが上がらないままというのがなくなります。
クレームが起きやすい時間や状況を洗い出して、先回りに徹しました。
クレームを戴く前に謝りに行くのです。
そしたら、幾分、気持ちの面では楽になりました。
一週間、クレームなしの週もできました
新たな仕事が回ってきました
よし、次の繁忙期もこれでいこう
そして、
これで、クレーム処理の時間も少なくなるし、少し、楽になる
そう思った矢先のことです。
職位が上がりました。
しかし、給料は上がりませんでした。
職位と給料テーブルは違うという会社の主張です。
もちろん、そのことは知ってはいました。
職位が上がって、どうなったかと言うと…
今まで、20人の部下を指導していたのが、2倍に数が増えたのです。
当然、管理には膨大な時間を費やします。
そして、気づきました。
3年前、毎日、夜中まで働いている上司を見て
苦労してそうだなぁ。
俺だったら、絶対こんな夜遅くまで仕事しないぞ
となんとなく思っていました。
しかし、まさに今の私の状態がそうでした。
会社でつらい思いをするのは必然でした
4半期ごとに部下の評価もしなければいけません。
なにより、日々の業務も増えていますし、そのうちまた繁忙期がやってきます。
この膨大な仕事量をなんとかしなければ…
そう思って、部下に仕事を割り振りました。
できる部下には大きい仕事、比較的大変な仕事をお願いしました。
あれ、これって…
ここで、やっと気づきました。
会社ってこういう風にできています。
上司は部下のことを良く見ています。
エデンは部下の能力がわかるからこそ、仕事を効率的に終わらせるために各自にギリギリの仕事量を割り振ります。
エデンの上司もそうです。
エデンの負担ギリギリの仕事量を割り振ってきます。
上がいる限り、楽できる状況にはならないんですよね。
利益モデルなどの根本から変えないと、結局のところ負担マネジメントをしているだけです。
そしたら、
大事なのは一人一人の能力を上げていくことじゃないかな?
そういう意見があると思います。
そうです。
できる部下に大きな仕事を任せるなら、できる部下をいっぱい作ればいい!
その通りなんですね。
次に行ったのは部下の教育です。
今までだって、必死に部下を教育してきています。
今まで以上に成長させようと思いました。
そのために寝る間も惜しんで、休みの日も返上して部下を指導しました。
アメとムチのどっちの方が効率よく部下を教えられるか?(他の記事で伝えています)
全ては、未来のためにがんばりました
しかしね、育った部下を会社は人事異動で引き抜くんですよね。
エデンさん…結局、振り出しに戻ったね…
だねぇ。。またか…
これが何年つづいたか…
社長まで登り詰めましょう
今のつらい状況を変えようと思うのなら、社長まで登るしかありません。
とはいえ、あなたは2年目です。
実感が持てないでしょう。
エデンも当時は全くわかりませんでした。
そもそも社長になんてなれるわけないし、なる気もないね
そう思っていました。
つまるところ、会社員は会社経営者の労働力の1つです。
もちろん、あなたの上司も部下のあなたは、かけがえのない部下の一人ですから大切にしたいという気持ちはあると思います。
しかし、利益を出すことが優先です。
そうしないと会社がつぶれて給料も払えなくなります。
- 平社員は課長に
- 課長は部長に
- 部長は役員に
- 役員は社長に
圧力を掛けられます。
部長の飲み会に付き合って深い話をするとわかります。
俺の若いころはなぁ
そんな話と同時にこんな話も聞けます。
俺だって、役員から圧力かけられてんだよ
これが日本の会社の大半だということに気づきました。
今のやっていることにやりがいはありますか?
さて、3年前のエデンへ言いたいことがあります。
今、やっていることにやりがいはありますか?
やりがいを持てるならいいです。
ただね、言いたいのは
「未来の希望のためだけに頑張るとあとで痛い目を見ることになるかもしれません。」
今を大切にしてください。
エデンは4年間かけて、このことにやっと気づきました。
残ったのは薄っぺらい経験だけです。
やりがいもあったかもしれませんが、それ以上につらいことが多すぎて、やりがいが薄れてしまいました。
3年前の自分に言いたいです。
今、やりがいのあることに全力で取り組め!
未来のために今を我慢して本当にいいの?
変えられるのは自分の行動です
会社を変えるには当時思っていた100倍の労力と時間がかかります。
それに対して、変えれるのは自分の行動です。
エデンはこうして、ブログで発信活動をすることで自身の過去の精査をしています。
そして、ブログを書くことによって伝える力や文章力を鍛えることにやりがいを感じています。
もしかしたら、当ブログを読んでくださっているあなたがこれからの人生を見つめなおすきっかけくらいにはなるかもしれないと思い、書いています。
【社会人2年目の年収公開】管理職になった私が23歳の自分に言っておきたかったことのまとめ
・2年目の年収は380万でした。
・会社で起こっているつらいことによって目標が決まってしまっていました。会社を変えようとする目標になっちゃっていました。
・会社は歴史もあります。上司もいます。変えるには社長まで登り詰めるしかないことに気づきました。
・変えられるのは自分の行動です。
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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