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労働集約型企業がブラック企業になりやすい理由を実体験をもとに解説

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今回は労働集約型企業がブラックになりやすい理由について解説します。

この記事はこんな人にお勧めです。

・労働集約型企業での競争に巻き込まれる可能性のある経営者。

・日本の労働人口の7割が働いているサービス業の方。

・うちはブラック企業かもしれないが確信がない方。

この記事を読むことであなたは、競争社会の現実味を実感できます。

1.労働集約型企業の1番の支出人件費です

よって、利益を出すためには、ある程度のギリギリを狙って従業員を雇っていきます。

例えば、1人で終わる仕事量に従業員を2人雇う必要はないです。

しかし、その1人が辞めたりしていなくなったら代わりが採用できるまで誰かが肩代わりしなければならないです。

そもそも労働集約型企業というのは、このように人に依存した企業なのです。

2.2019年現在の就職市場は売り手市場です

売り手市場とは就職者が有利な状況のことです。

つまり、企業は人気企業でないと採用が難しくなるということです。

労働集約型企業は人が集まって初めてビジネスになります。

定期採用ができないとビジネスモデルの崩壊が起きることを意味します。

3.経営計画がブレやすいです

特に、採用の市場変化により経営計画が変わりやすいです。

しかし、会社としてはすべてのステークスホルダーとの信頼関係もありますので簡単に計画を変更できるものではありません。

現在起こっているのは主にこれではないでしょうか?

以下に例を挙げます。

うちも昔は儲かったのじゃがなぁ

10年前の採用の買い手市場のときに労働集約型企業は利益を出すビジネスモデルを構築したあとは

爆発的に人を増やし業績も伸ばしました。

その時に5年後、10年後、20年後の中長期経営計画を立てました。

5年後は予想通り業績も2倍に、社員の給料も増えました。

しかし10年経った今、思うように優秀な人材の採用が進まず。業績は足踏み状態です。

今期は経営計画を下回る業績結果となりそうです。

そんな時に、部長は社長に

人が計画より集まらず、目標利益に届きません。

なんて言えません。

社長も、株主総会で、

株主様、人件費や採用費が上がり、目標利益を達成できません。

なんて言えません。

そして過去の公表を貫こうと無理をすると、長時間労働などを生みます。

4.ビジネスモデルが真似されやすい

人さえ集めたらできます。

みたいな会社が正直多いです。

ちなみに労働集約型企業の多くは、「誰でも同じ結果が出る仕組み作り」を行っているため

ますます真似されやすくなります。

自ら競争社会を生んでしまっているのが労働集約型企業の実態ではないでしょうか?

本当に優秀な人を集めれば最強の会社ができそうですが…

実際は奴隷を集めてしまっています。

この競争社会で利益先行で考えると、かなりハードルが高い企業形態と言えるでしょう。

労働集約型企業がブラック企業になりやすい理由を実体験をもとに解説まとめ

・労働集約型企業は人件費を下げることで競争に勝つ仕組みになってしまっています。

経営計画も人に依存するのでブレやすく、無理をさせる決断になりがちです。

・ビジネスモデルが真似されやすいので、人件費競争になりやすいです。

労働集約型企業は人と人が集まる素晴らしい企業だと思います。

人が仕事をするのって、つまるところ「人のため」だからです。

しかし、労働集約型企業の現実はなかなか難しい状態になってしまっているのではないかというのがエデンの見解です。

この記事も最後までご覧いただきありがとうございます。

あなたのこれから歩む人生に覚悟は持てたでしょうか?

少しでもお心添えできれば幸いです。

あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。

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