今日も1日おつかれさまです。
ブラック企業で働く26歳のエデンです。
今回はブラック企業を事前に見分けるたった1つの方法について解説していきます。
先日、ツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)にて、学生の方から
入社する前からブラック企業を見抜く方法はありますか?
という質問をいただきました。
個別にお答えさせていただきましたが、
他にも同じように考えている方もいるのではないかな?
と思いましたので、記事にしてみます。
質問を下さった学生さんから得た気づきは
「しっかりと将来のことを考える真面目な学生がいる」
ということでした。
エデンが学生の頃は、
ブラック企業を入社前から見分けるなんて臆病者のすることだ。
ブラック企業かどうかは運だろ。
どんな環境でも、まあ、やっていけるだろう…
そんな安易な考えを持っていました。
そこで、今回は、現在26歳のエデンが就職活動を始めようとしていた21歳の過去の自分に向けて記事を書いていきます。
この記事で書かれている内容
【過去の自分に言いたい】就職活動の不安は全部解決しろ
おい、21歳の自分よ。
就職活動、落ちるの怖いよな!
だから競争率の低い企業を受ける。
それも戦略の1つだよな。
けどな、その企業のこと、本当にしっかり調べたか?
21歳のエデンは、
- サークルの飲み会が楽しくて、研究室もサボりがちでした。
- 就職活動はしているフリをしていました。
- 友人はエントリーシートを見せ合って試行錯誤している中、エデンは「研究室が忙しいから…」そう言って逃げていました。
- 大学なんて単位をギリギリで取ればいいや
そう思って、勉強も就活もロクにしていませんでした。
そんな大学生活を送っていました。
未来のお前はブラック企業の中で相当苦しんでいるぞ
ブラック企業の苦悩
そんな私ですが、就職活動で10社くらいの面接を受けました。
1社だけ、リクルーターがついた企業がありました。
リクルーターとは企業の面接の前に、その会社の社員とコミュニケーションを取れるものです。
面接であなたが全力を出せるようにサポートする。
一期一会の就職活動、いい人材に来てもらいたい企業と全力で臨みたい就活生。
その間を取り持つのがリクルーターです。
このように、うちのリクルーターが言っていました。
ブラック企業が多いと噂される業界なだけあって、残業のことなどもリクルーターに直接聞きました。
親身になってサポートしてくれました。
そして、面接は無事に合格。
リクルーターの方にもお世話になったし!
そんな思いもあって今の会社に入社を決めました。
それから5年後、現在の労務環境はリクルーターから聞いた話とはまるで違い、ブラック度は漆黒を極めています。
1番の悩みは長時間労働です。
人手不足を背景にそれまでは5人で行っていた仕事を4人、酷い時には3人で行わなくてはいけません。
めちゃくちゃなスピードで仕事をしています。
もちろん残業もしています
とはいえ、1人が働ける時間には法律上、限界があります。
具体的には基本的に1か月の残業が45時間以内です。
そこで、人手が足りないうちの会社は考えます。
労働時間の概念がない管理職がまずは限界突破します。
だいたい、月に250時間~300時間働きます。
そして、それに付随してパワハラが横行します。
会社にこれだけ拘束され、(結婚している人なら帰宅しても子どもや奥さんの家族サービスで)ストレスの吐け口がないのでしょう。上司の言葉がきつくなるのも納得できます
そして、管理職の体力勝負だけでは足りず、残った仕事は下に降りてきます。
しかし、繁忙期以外は残業時間を45時間以内に抑えなくてはいけません。
そのため月末になると、うちの会社はみんなそろって自身の残業時間を気にし始めます。
1か月の残業時間を44.5時間にすることに神経を使っているのが現状です。
もちろん、そのために無理をしますね。
月末に突発的な業務が発生した場合は最悪です。
法律を無視した残業時間を明るみにすると政府(労働基準監督署)が黙っていません。
会社としてのブランドイメージを落とさないために休みの日に仕事を片付けて無理やり残業時間を抑えます。
だからこそ、1日14時間働くのに、実際に働いたと記録される時間が8時間という現象が起きます
どうしてそんなに仕事をしていられるの?
そう思いますよね。
仕事が好きだから
上司は口を揃えて言います。
もしかしたら、そう自分に言い聞かせているのかもしれません。
明らかにイライラして部下に当り散らす姿を見る度に、本当は仕事以外の時間も欲しいのに、「仕事が好き」と自身を洗脳しているんだろうな
と感じます。
5年間働いてきた実感は
- 残業30時間までは、なんとかプライベートも確保しつつ働けます。
- 残業45時間になると、プライベートを犠牲にし始めます。
- 残業45時間+サービス残業20時間になるとプライベートがなくなります。
- 残業45時間+サービス残業35時間になると衣食住がままならなくなります。
その先は、、まだ未知です。
ちなみに残業80時間が過労死ラインと言われています。
業務の内容にもよるとは思いますが、体感では45時間の残業にギリギリ抑えているときが、息抜きなしで、つめこみで仕事をするのでかなり体にこたえます。
上司に聞いてみました。
毎月、残業45時間の瀬戸際で仕事していますが、正直つらいです。
そもそも残業時間は0時間、突発的な事態が起こって月に10時間とかが理想なのではないですか?
そうだね。
でもね。残業45時間ギリギリでやるとね。
その方がみんな必死にやるだろ?
実際、こっちの方が利益も出ているんだよ。
ブラック企業を見分けるたった1つの方法
こんな会社に入りたくないですよね?
でも、その会社の内部のことなんて入ってみないとわからないんじゃない?
私もそう思っていました。
5年間勤めてわかったことは、ある方法で会社の内部の情報がわかる!
ということです。
その方法をお伝えする前に、先にこの話しをします。
あ、わかった!離職率を見ればいいんじゃない?
たしかにそれも1つの方法です。
ただ、今の時代、会社側ももちろん対策してきています。
見かけ上の離職率を下げるための会社の策(実例)
- 新入社員研修や1年目の育成を手厚くします。
- 1年目新入社員の業務の負担を減らします。(1年ごとに徐々にブラックな業務量に慣らしていきます)
- 離職しやすい入社1年間を試用期間として臨時社員という雇用形態で雇います。
うちの会社は離職率が高いので、今まで多くの同期や先輩、後輩が辞めていきました。
辞める人たちは会社のブラックな環境に耐えられなくなってやめていく人たちばかりです。
なるほど!そしたら会社を辞めた人に話を聞くことができればどんな会社かがわかりそうね!
でもそんな人、身近にいないし…
そんな意見があると思います。
実は、会社を辞めた人たちはこのことをさらに実感しています。
次は、絶対にブラック企業に入りたくない!
そんな思いが集まってできた掲示板のようなサイトがありました。
↓これです。
なるほどね。
これで辞めた人たちのリアルな貴重な意見を知ることができるんですね!
【ブラック企業をぶっ壊す】ブラック企業を事前に見分けるたった1つの方法のまとめ
・会社に入る前に、ブラック企業かどうかを調べようともしなかった過去の自分に向けて記事を書きました。
・入社前にリクルーターから聞いていた話しと入社してからではギャップがありました。
・実際に辞めた人の声を聞くと、現在会社で起きている問題や課題を知ることができます。
入社前に聞いていた話と違うじゃないか!
と文句を言ったとしても
5年前と今では時代も状況も違うのだよ。
会社が大変なのはわかるだろ?
そう言われるのがオチです。
おい、21歳の過去の自分よ。
今の時代は簡単に情報を仕入れることができる時代だ!
少しスマホで見るだけでお前の人生、変えられるぞ!
最後にもう一度、俺から過去の自分に言うぞ。
未来のお前は過労で救急車で運ばれてるぞ!
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あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
↓
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