終身雇用終了って、俺たちどうしたらいいの?
2019年、ついに経団連やトヨタの社長が終身雇用の事実上の崩壊を発表しました。
この発表を受けて将来が心配になっている人も多いのではないでしょうか?
20代、会社員のエデンもその一人です。
今回は貯金推奨が政府の策略だった過去から今後の会社員の将来性を考えてみました。
エデンのスペックです。
- 20代後半
- 会社員
- 社歴5年
- サービス業
- 年収400万円前後
- 趣味:投資、貯金
この記事は以下の人にお勧めです。
・親も勧めてくる貯金推奨派の意見に疑問を抱いているあなた。
・貯金はした方がいいの?と疑問に思いながらも貯金できないあなた。
・終身雇用終了や会社員オワコンと言われている理由を知りたいあなた。
この記事を読むことであなたは、政府の策略(プロパガンダ)について理解し、偽の情報に振り回されなくなります。
この記事は前半と後半に分かれています。
- 前半では政府の貯金推奨について
- 後半では会社員の今後について
エデンの主張を共有します。
この記事で書かれている内容
終身雇用終了が発表されたので急いで貯金した方がいいのか?
エデンの意見は貯金もある程度は必要だという主張です。
ただし、親がやっていたような過度な貯金(20~30年前のように郵便局に500万円~1000万円、タンス預金に100万円)は必要ないです。
理由は貯金しても資産にならないし増えないからです。
ある程度の貯金とは1~2年間は食いつなげる量です。
1~2年分の貯金がないと終身雇用が終了した時代ではいつ今の仕事がなくなるかわからないからです。
今後はAIに仕事が奪われていくとも言われています。
いざ、仕事がなくなったときにじっくり次の仕事を探す時間が確保できるかどうかによってあなたの人生に大きな差が出ます。
(仕事がなくなった例)
2019年6月には某損害保険の会社が業務の効率化により余った従業員を介護などを手掛けるグループ会社に配置転換させると発表しました。
それまで保険の営業や事務をしていた人が畑違いの仕事に急に移るのです。
しかも人手不足と言われる介護業界へです。
日本全体で見ると、人手不足の業界を助けるという意味でも大義な策とは思います。
しかし、当事者は大変だと思います。
どうしても新たな仕事をしたくない人もいるでしょう。
そんな時に、貯金があれば、それからの人生もじっくり考える事ができます。
ですので、繰り返しにはなりますがエデンの主張は2年間分の生活できる貯金をするということです。
具体的な金額にすると1人暮らしなら300~500万円くらいですね。
では、なぜ親はまるで思考が停止したかのように
上限なしで貯金を勧めてくるのでしょうか?
貯金推奨の裏話(プロパガンダ)
それは時代背景が関係しています。
時代は太平洋戦争にさかのぼります。
日本はドンパチ真っ最中でした。
どうしても勝ちたかった。いや、勝たねばならなかった。
そのためには軍事力強化(武器を作るなど)のお金が必要でした。
そこで政府は国民のお金に目を付けました。
テレビや新聞などのメディアをフルに使って
国民のお金→銀行や郵便局に貯金→武器を作る工場などに投資
という流れを政府は作りました。
テレビや新聞の報道では
“国民はお金を銀行や郵便局に貯金しましょう”
というところだけ伝えられたのね
貯金派が勉強しなければいけないたった1つのこと
一世代前の親が貯金推奨派な理由もあります
あなたが親や祖母からただ言われて貯金派になっているなら
その考えは今の時代では、危険かもしれません
貯金推奨派には理由があります。
実際に貯金推奨派の人は成功している人も多いのです。
それは貯金が高い利息つきだったことが関係しています。
昔は貯金を政府が推奨していました。
利息という見返りがあったのです。
なんと定期預金1年で利息は約7.5%でした。
だからこそ、貯金推奨派の人は成功したのです。
そこから、時代は変わりました。
徐々に利息は減っていきました。
今では引き出し手数料の方がはるかに利息を上回っています。
利息というメリットが消えた現在も親世代の一部では貯金推奨という言葉だけが独り歩きしています。
だからこそ、貯金推奨派が残っているのです。
もちろん貯金派がダメということではありません。
家を建てた、結婚したいなどの大きな夢のために貯金することはいいことです。
昔ほどの見返りはないということなのね
では、今は何がいいのでしょう?
今の時代に貯金派が合っていないことはわかったわ
じゃあ今は何がいいの?
今、政府が推奨しているのは
「貯蓄から投資へ」
です。
現在の安倍首相になってからしきりに言われてきていますが、なかなか普及していません。
NISAやIDECOなど節税しながら投資できる政策も作ってきています。
これらは貯金推奨だった時代の高利息の代わりのようなものだと認識しています
ちょっと投資に興味が出てきたわ
投資にはリスクがあります
せっかく投資に前向きになったところで非常に恐縮ですが、投資にはリスクがあります。
そもそも、こう思った人はいないですか?
昔は銀行や郵便局が軍事設備に投資していて利息が支払えていたんだから
銀行や郵便局がどこかに投資して利益を上げて、利息も上げたらいいのでは?
そうなんですよね。
これがなぜできないのでしょう?(ちなみに日銀はかなりの金額を投資しています)
理由は
預かった資産を返せなくなるというリスクが大きすぎるからです。
投資とはそれくらいリスクが伴うものなのです。
憶えていてほしいのは今後もずっと投資がいいというわけではありません。
なぜ投資がいいのかという理由を知り、その理由がなくなった時には、また新たな戦略に乗り換えるということが大切だということです。
昔の貯金推奨には軍事力を高めるためという目的がありました。
その目的がなくなったのが今です。
安倍さんは景気をよくするために経済政策を打ち出しました。
もし、それを達成してしまったら…
続きは…また政府が動いたときにここぞというタイミングで書きます。
会社員推奨はどうでしょう?
ここからは後半です。
前半が長くて疲れてきちゃいましたか?
それともあなたの将来についてのことなのでますます興味が出てきましたか?
貯金推奨は政府の策略で、今はメリットがほぼなくなってしまいました。
これって、なんか会社員推奨に似ていないでしょうか?
「サラリーマン安泰」
この言葉は日本だけで使われています。
アメリカ発の人生ゲームがそれを証明しています。
会社員がいいというのは日本だけの価値観ということがわかりました。
そうです。世界ではサラリーマン安泰は通用しませんね。
日本人は会社員になることで考えることを放棄して、国力を育ててきたんですね。
トヨタ社長や経団連会長が終身雇用の継続は難しいと発表しました。
もし、貯金推奨が崩れたときのような道をたどるとしたらどうなるでしょうか?
会社員なんてもうメリットないのに
まだ会社員がいいって言ってるの?
そんなことになりそうな気がしてなりません。
しかし、まだまだ多くの日本の会社の力は強いです
えっ、じゃあ今すぐ会社辞めようかな…
そう思った方もいるかもしれません。
しかし、まだまだ日本の会社の力は強いです。
日本の会社は高度経済成長期、爆速で稼いできました。
そのため会社はめっちゃ貯金できています。
最近はその貯金がうまく使えていないということで内部留保の問題も出てきています。
現在もまだまだ稼げている企業は多いです。
その証拠に世界の投資家が日本企業に着目し、投資しているという現状があります。
日本企業は海外からも評価されているのね
結局どうすればいいの?
エデンの主張は「できるだけビジネスを作るべきだが人による」です。
どちらでも生きられるようになります。
人生に正解がない時代に入っています。
エデンは会社員をしながらも自分でできるビジネスを探します。
なにはともあれ、あなたが最初にやるべきたった一つのこと
会社員を続けるにしても、独立するにしてもまず、やるべきことがあります。
それは、強み分析です。
強みがわかっていると独立しても成功しやすくなりますし、会社でも昇進しやすくなります。
ひとまずやることは、あなたがあなた自身の価値に気づくということですよね。
参考:強み分析をだれでも簡単に行える本が最強すぎて驚いています
会社に入るか、個人で稼ぐか、どちらにせよ強みを活かしましょう。
副業ブーム到来。個人で億稼ぐ人が続出します
会社の力が弱まり、個人の力が強くなってきています。
ということを最近よく耳にすることが多くなってきました。
例えばユーチューバーの出現です。
個人が莫大な広告費を稼ぎ、対して、企業の利益は半減しています。
個人と個人が掛け合わさって、希少性を高める未来がやってきます
そしたらこれからは個人が強いの?
と思った方もいると思います。
ここからはエデンの着想です。
たしかに個人でも強くなれる時代になります。
希少性を高めることで個人でも強くなれます。
その先は個人で希少性を高めた後、それぞれの希少性を掛け合わせてイノベーションを起こす時代になると思います。
百万分の1×百万分の1など掛け算の威力はすさまじいですね
会社も新規事業ができたりなくなったりのスパンが短くなるでしょう
きっと会社も希少性を取り入れていくと思います。
今までは、新規事業を立ち上げて、事業を育てて長く続けることが大切でした。
今後は新規事業で世のニーズを解決して一気に稼ぎ切って撤退するというような戦略になっていくと思います。
そのためには会社も希少性を掛け合わせてイノベーションを起こそうとするでしょう。
本気で希少性を掛け合わせることに舵を切ったときは組織となっている会社は強いかもしれません。
チームで動くことに長けていますからね。
特にダイバーシティと呼ばれる多種多様な人材を集めている会社は希少性が集まっているので強そうです。
未来の日本はみんなで同じ仕事をすることは減っていきそうですね
【終身雇用終了の裏話】貯金推奨が政府の策略だった過去から今後の会社員の将来性を考えてみましたのまとめ
・貯金推奨は昔の政府の策略。
・会社はまだ強いが、政策も徐々に個人の価値に移行。
・価値を高めましょう。さらなるイノベーションには希少性の掛け合わせが必要。
30年後の勝ち組は
(ダイバーシティ会社)VS(SNSでフットワークの軽い個人×個人)
で争っているのではないでしょうか?
ということで、エデンの着想(未来を読む力)に賛同してくださる方は、是非一緒にがんばりましょう。
コラボ申請待ってます。
記事更新ごとにツイートしています。
政府の策によってあなたも私も国民は損をしてしまうかもしれません。
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