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【20代現役店長が語る】店長で詰まる4つのポイント

就活生向け

こんにちはエデンです。

今回は雇われ店長である私が店長をして大変だったポイントを共有します。

この記事は以下の人におすすめです。

・店長を目指しているあなた。

・身近な人に店長がいるというあなた。

・就職活動中のあなた。

この記事を読むことであなたは、店長になる覚悟の目安が見つかります。

実際、店長としてのメインの仕事はそこまで大変ではありません

メインの仕事ってなんだと思いますか?

常連さんと気さくに話している店長を思い浮かべるかもしれません。

部下に、指示を出し続けている姿を想像した人もいるかもしれません。

こういう日々の営業を思い浮かべるでしょう。

エデン
エデン

エデンは店長の仕事をしています

と言うと約9割の人は「大変そう」と言います。

しかし、日々の営業ではそこまで大変なわけではありません。

むしろ、部下たちにうまく仕事を割り振って、スムーズにできたときは楽しいくらいです。

大変なのは付随する仕事です

実は本当に大変なのはサブの仕事です。

これは実際に店長をやってみないとわからないことが多いので、ここでエデンが代表として共有させていただきます。

エデン
エデン

というより、サブの仕事こそ店長のメインの仕事だと思うのですが…

ということで、5年間で「これはまいったなぁ」と思ったポイントを4つお伝えします。

1.  時間外労働が多すぎる。

これは代表的ですね。

働いてみて、わかったのですが、時間外労働が発生する理由は2つありました。

①物理的な問題

物理的な問題は会社がブラックであることによるものです。

特に、あの某ハンバーガーチェーン店の名ばかり店長事件をきっかけに小売り店や外食企業の店長の時間外労働は多くなったのではないでしょうか?

それまでも店長は激務と言われていました。

管理職という扱いでした。

しかし、あの事件以来、名ばかり店長が問題視され、全国のほとんどの店長は管理職ではなくなりました。

え、それって名ばかり店長じゃなくなってよかったんじゃないの?

と思った方もいると思います。

結論、仕事量が変わっていないので一緒です

しかし、会社は管理職手当を払わなくなったので、人件費が浮きました。

しかし、業務がうまく進まない店の店長は残業代がしっかりついてしまいます。

すると、やるべき業務はたくさんあるのに、残業が多すぎとして、問題視されます。

そして、会社の上司はこんな風に圧力をかけます。

残業は月に45時間以上は絶対するな。

というか、俺らの頃は管理職業務は閉店後の深夜に店に残ってやっていたぞ!

これが繰り返されて、今では管理職としての業務はすべて時間外(勤怠を切ってから)に行うのが基本になっています。

これって、現在問題になっている何かに似ていませんか?

そうです。働き方改革による残業規制で問題になっていることと同じですね。

エデン
エデン

名ばかり店長問題のときから全国の店長が苦労していたことが、働き方改革によって銀行員や他の職でもでてきた

ってかんじです

結局、仕事量が変わらなければ、意味がありません。

利益を一定に確保しようとする経営者の思惑もありますしね

②精神的な問題

もう一つの時間外労働が多い理由が精神面の問題です。

1日に働く時間は8時間と決まっているのですが、店の営業時間は10時~22時の12時間だったりします。

しかも開店準備などがあるため、実際はさらに多くなります。

そこで、副店長を雇って、半分ずつで見るなどの対策が必要になります。

まず、副店長を育てるまでは、朝早くからきて、業務をしつつ、副店長のトレーニングをします。

そして、アイドルタイムと呼ばれるお客さんが少ない時間に勤怠を切ります。

(俗にいう中抜けです)

そして、後半働きます。

とはいえ結局、中抜けの間に色々、教えたりします。

やっと、

エデン
エデン

後半は任せられるかな

となっても

エデン
エデン

もし、何かあったら…

と前半だけで帰ることが不安になってきます。

さらに、もし何かあったときは部下は真っ先に店長を責めます。

できない部下ほど他責にしたがります。

先に帰った店長が用意してくれてなかったからだ

といない人を悪者にすれば、その場を逃れられます。

それがね。噂としてまわります。

すると、店長としての風評被害が確立されていきます。

おそらく店長をしたことがある人なら1度は経験していると思います。

あの店長、責任を取っているとは思えない。

だよね。だよね。

とどんどん悪い噂は膨らんでいくものです。

自分自身や、部下の負の感情が結果的に時間外労働を生んでいることに気づきました。

ですので、早く帰りたい人は、この負の感情を起こさせないようにいかに努力するかがポイントになります

2. 書類関係が多い

店長はやるべき書類がたくさんあります。

部下を雇用したら、雇用契約書を作らなければなりません。

年末には全員分の税務関係書類を用意しなくてはいけません。

それが終われば、次年の労基署に出す書類やテナントとして借りているならディベロッパーとの書類も多くあります。

軽減税率のためのレジの準備や部下への教育もありますね

しかもこれらは業務とは関係ないので、業務時間外にしないといけないという意味不明な風潮があります。(店長あるあるだと思います)

会社への報告事項も多いです

会社への報告書類もあります。

毎日の営業の報告はもちろん、今月の利益の着地見込であったり、来月、来年の予算を出して、計画を立てなければなりません。

それらは会社で決められた、方式の報告書に書きます。

決まった書き方に沿っていないと書き直しです。

エデンの周りの店長はだいたい深夜にやっていますね。

あー終わらねぇ

って言いながら、休みの日に出てきたりというのもしょっちゅうです。

上司は決まって、

あの大量の報告書が自分を成長させてくれた

そう言いますね。

これを聞くと、

はぁ、やるしかねぇか…

と思いますね。

しかし、上司になってわかりました。

部下がやってくれなければ上司の私の責任です。

どうにかして、やってもらわねばなりません。

内心、もっと他にした方がいいことをわかりつつも、

エデン
エデン

この書類のおかげ、会社のおかげで今のエデンを作ってくれた

こういうしかありません。

3. 数字が出ないときが必ずあります。

1年間のどこかで、会社の目標とする営業数字がでなくなります。

これは労働集約型企業なら考えてみれば当たり前です。

人が入れ替わるからですね

しかし、会社は達成する前提で計画しますし、数字が出ないと当然詰められます。

毎日、1時間、上司から説教の電話がかかってくることも多々ありました。

そのころには、心理学を勉強していたので、

エデン
エデン

3分(できれば1分)以内に指摘する内容をまとめて、短く伝えた方が効果あるのになぁ

と思いながら、電話を置いて報告書を作っていました。

おい、聞いているのか

エデン
エデン

はい、○○さんのおっしゃる通りです。

申し訳ございません。

といいつつ、右手で報告書のペンを走らせます。

エデン
エデン

でもね。やっぱり、いい気分はしませんよね。

しかも帰る時間が遅くなります。

4. 部下の面倒見が…

部下の面倒見がね、正直、大変です。

仕事を教えてほしいという意気込みの部下はいいのですが…

店長は新人の子の面倒ばっかり見てうちらの相談には乗ってくれない

なんて、嫉妬みたいなかまってちゃんも一定数います。

 

経験則ですが、それは、どの年代でもいますね。

年を経るごとにエスカレートするかんじがします

 

せっかく時間を取ったらプライベートのことだったり、誰かの愚痴だったりということが非常に多いのです。

最初はいいですが、報告書など、上記の3つの仕事が溜まっているときなんかはお手上げです。

【20代現役店長が語る】店長で詰まる4つのポイントまとめ

  1. 時間外労働が多いです。
  2. 書類が多いです。(会社への報告書も多いです。)
  3. 人間が入れ替わるので目標の数字を100%達成し続けることは不可能です。
  4. かまってちゃんの部下に捕まると大変です。

結局のところ

「勤務時間の約2倍の時間、店にいないといけなくなります。」

ですので、

まあ、家に帰ってもやることないし。

一生、店にいてもいい。

とどこかで割り切らないと詰まる可能性は高いでしょう。

もちろん、先ほど、伝えたとおり部下の負の感情をいかに出さないかを努力すれば早く帰れることもあります。

ただ、どうにもならないときが必ず来ます。

人をコントロールすることはできないですからね

店長はやる仕事が多岐に渡りますので、詰まることがたくさんあると思います。

ただ、朗報としては

高度な専門知識を必要としないので、

長時間労働にさえ耐えたらほとんどはなんとかなる

ということです。

1日14時間働くブラック企業経験者のエデンが人生のすべてをかけて世の中に貢献するブログです。
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会社で辛いことがあった時はここを訪れてみましょう。
人生とは壮大なRPGゲームのようなものです。このブログであなたは防御の装備を手にすることができるかもしれません。
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あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。

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