今日もお仕事、学校おつかれさまです。
成長できる会社に就職、転職したいなぁ
と思ったことのある就活生や転職を考えているあなた。
こんな伝え方は正直したくないけど、会社の目標を達成するためには…
と思ったことのある中堅社員のあなた。
うちの上司、厳しすぎるよぉ。これ、パワハラじゃん
と思ったけど、何も言えずにストレスばかりが溜まっていく20代の会社員のあなた。
にとって気づきのある内容です。
今回は成長できる会社の特徴とブラック企業が紙一重な話をします。
是非、就活や、自身の会社と比べながらこれからの会社員生活の参考にしてくださいませ。
この記事で書かれている内容
新入社員のころの私
新入社員だった私はこんな風に思っていました。
え、また今日も残業3時間頼まれた。
毎日、仕事で辛いなぁ。彼女と会いたいなぁ。
とはいえ、これが社会人というものだよね。
早く1人前の社会人になるためにがんばらないと
そう思って上司からの頼みごとは自分の成長に必要なのだと自分に言い聞かせていました。
当時のエデンのスペックです。
- 23歳
- 営業職
- 真面目系サラリーマン
- 年収350万前後
1か月の残業が40時間を超えていた月末のことです。
上司からこう言われました。
今月、あと2日で20万円の売上を上げてね。
ただ、残業はもうしないでね。
すぐには反論せず、その日は働きながら考えていました。
もうね、これはサービス残業をしろってことだと感じました。
そして、仕事が終わってからさすがに上司に電話しました。
20万円売上を上げるためには過去のデータを見ても、20時間は余分に営業活動に時間をあてる必要がありますよね?
要領のいい課長のあなたでも15時間は必要なはずです。
なんか悲しかったですね。
「なんだよ。パワハラじゃん」
そう思いました。
中堅社員の葛藤
そのときの上司の気持ちは当時の私にはわかりませんでしたが、その4年後、私が実際に中堅社員になったときにわかりました。
部下を持つようになると、部下の育成責任も上司の業務になります。
そして、会社の目標数字の達成も責任があります。
部下には、世間のホワイト企業並みの労働時間で精いっぱいがんばってもらいたいと思っています。
けっこう本気で思っていたりします。
ただ、部長から降りてくる会社の目標数値は昔から変わりません。
そりゃ、そうですよね。
会社の目標が前年より低くなれば、それは会社の衰退を意味しますから当然です。
部下の進捗状況を見て、
「部下にとって少しだけ難しいことをやってもらう」
これが部下を育成するために必要なことはわかっています。
そして、そのさじ加減をいかにうまくできるか?
それが上司の力の見せ所だと思います。
そのためには伝え方も気をつけなければなりません。
最近、利益コントロールがうまくなってきたね。木村さんの成長スピードがすごいからいつも助かっているよ。
今ね、会社ではこんな問題があって、一緒に解決してほしいと思ってるんだ。
最近、残業続きでがんばってくれてるの知ってるんだけど、これもお願いできないかな?
こんな感じです。
残業を毎日3時間お願いしている部下にさらに頼むのです。
けっこう無理ゲー感はあります。
このお願いが通らないと、会社の利益に責任のある私は休日を削ってやるしかありません。
もっと効率よく仕事ができればいいのですが、仕事のやり方は会社から指定されています。
言い訳になりますが…
ほとんどの仕事には作業手順がマニュアル化され、業務遂行までの目標時間までもが決められています。
効率化はできるところまで進んでいるのが現状です。
仕事の内容によっては
このプロセス、抜いてもほぼリスク変わらないよね?
と思うことはあって、手順をすっ飛ばすこともあります。
ただ、部下も見ていないところでこっそりやらないと、
会社から決められた仕事の手順も守っていない上司のことは信じられない
と言われてしまいます。
そんな中、週1回の休みでさえ家で、こっそり仕事をしたりしながら会社員生活を送っています。
上司って完璧じゃないんです。
働きづめたりしていると、度重なるストレスからちょっとした意地悪を言ってしまうこともあります。
本当は意地悪を言うつもりはないんだけど、伝え方のミスで部下にそう捉えられることがあります。
えっ、そんなストレスの多い会社、嫌だ。
じゃあ、経営陣ってどう思っているの?
そんな疑問があると思います。
経営陣は会社の存続のためには部下の成長が必要と考えています
これはエデンの推測になりますが、今までの会社員生活から考えるとこんなかんじではないでしょうか?
いかにして、負荷をかけ続けられるか?
それが会社を存続させるために必要です。
この激動の時代、社員をぬるま湯に漬かせていては会社は衰退する。
俺たちの頃は毎日、1日のすべてを会社のことだけ考えてきた。
だからこそ、今、俺はこの地位があるし、会社を大きくしてきた。
そうです。
経営陣は会社の存続を大切にしています。
もちろんそのためには社員の成長が要になることはわかっています。
だからこそ、責任の重い仕事を部長に振ります。
振った仕事はよほどの大きな問題にならない限り、介入することはありません。
部下で解決してもらうことが必要です。
なるほどね。そもそも経営陣とは20代の私たちと経験も価値観も違うのね。
それに、俺らだって会社の存続に具体的な解決策があるわけじゃないし責任も取れないし
20代の私たちと経営陣では生きてきた会社世界も価値観もまるで違うのです。
負荷をかけ続けることが成長、かけすぎるとブラック企業
会社員経験が長くなれば、負荷をかければ成長することが自身の経験からも部下を育成した経験からもわかってきます。
その部下にとって少し難しい仕事をどう振り分けるか?
そのさじ加減が上司のスキルで必要なのはわかっています。
部長など、さらに上司から降りてくる目標は私にとって難しいと感じることだったりします。
そして、その無理難題な目標を解決するために、いつも無理してがんばってくれている部下へお願いするために伝え方を勉強します。
このプロセスの中で、
①部下のキャパシティ(限界)の把握を間違える
②伝え方を間違える
このどちらか一方でもミスってしまうとブラック企業だと感じさせることになります。
【上司が厳しい】成長できる会社の条件とブラック企業は紙一重ですのまとめ
・成長はあなたにとって少しだけ難しいと思うことをやるからこそ達成できます。
・会社の目標を優先しすぎると、過度な負荷がかかってブラック企業になります。
・業務をいかに、“部下の成長のため”と結び付けてやってもらうか?これが今の私の課題だったりします。
- 成長ってなんでしょう?
- その先にいったい何があるのでしょう?
- 何のために成長したいのか?
それをしっかりと持っていないと、成長ってけっこうつらいものですよ。
今一度、考えてみる必要がありそうですよね。
今回は決して部下には言えない中堅社員の本音を書いてみました。
与えられた業務の完全遂行と部下の育成、両方を達成しようとすると仕事を休んでいる暇なんてありません。
伝え方を学び、実践するために今日も仕事へ行ってきます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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