今日も1日おつかれさまです。
今回は株式投資歴9年のエデンが人生をかけて積み上げてきた投資法について解説していきます。
手取り15万円、どうにか給与収入以外を手に入れないと一生豊かになれないなぁ
年金もおそらくもらえない。俺たち20代は死ぬまで労働しなきゃいけないのか…
こんな思いでずっと生きていました。
そんなとき、少し外の情報へ触れてみると
①政府が「貯蓄から投資へ」と推奨しています。
②会社を建てて売却したお金持ちの知り合い(40代)が現在は資産運用で暮らしています。
そして、何より優待投資家で有名な桐谷さんをテレビで観た時に「これだ」と思いました。
そしてエデンも株式投資を始めました
㊟この記事では特定の個別銘柄を推奨するような情報は載せていません。自己責任でお願いします。
厳しいことを言うようで申し訳ないですが投資はあくまで自分で勉強するものです。
そうしないと金融機関のプロやプロのトレーダーの餌食になります。
この記事は以下の人におすすめです。
- 株式投資をやった方がいいのはわかっているけど、何から勉強していいかわからない。
- どうも証券会社の営業マンの話を鵜呑みにしてはいけない気がするけどどうしていいかわからない。
- 投資判断の指標は何を見たらいいのかイマイチわかっていない。
これらをエデン自身がどう考え、行動してきたかを記していきます。
今回は物語を読むかのように、一緒に投資の勉強をしていきましょう
この記事を読むことであなたは、株式投資を始めるきっかけになります。
エデンのスペックです。(2019年時点)
- 20代後半
- ブロガー兼投資家
- 株式投資歴10年
- 優待投資+バリュー投資
- 年間取引回数は約10回(ほぼほったらかし)
- 保有銘柄数は40社程度
- 配当金30万
- 月平均2~3社の優待品
では、さっそくやっていきましょう。
この記事で書かれている内容
株式投資はあなたが金貸しになるということ
そもそも株式投資ってどういう存在なの?
まずはそこからおさらいしておきます。
株式投資はつまるところ『金貸し』になるということです。
上場している企業に対してあなたが“お金を貸す”行為です。
企業は上場することで一般人へも株式を発行し、資金を調達できるようになります。
上場には厳しい審査があり、上場するまでは銀行からお金を融資してもらって会社を大きくしていきます。
『個人が銀行に預けたお金を使って銀行は企業に融資する』
だからこそ、銀行に預けて銀行が運用する間接金融と言われています。
対して株式投資は個人が直接お金を貸すことになるので直接金融と言われています。
そっかー。株式投資をするってことは一人銀行員をすることに近いんだね。
でも金貸しってリスクあるじゃん?そこが怖いよね。
そうです。だからこそしっかりと勉強する必要があります。
リスクがあるから、その対価としてリターンが得られます。
これがリスクプレミアムなんて言われていたりします。
大きなリターンを目指すのなら赤字ギリギリで経営している会社だけど
『この会社は世界を変えるようなすごいことをしている』
そういう会社に投資することが社会的意義もリターンも大きいですが
その会社を見つけるには、バリバリの銀行員でも難しいものです。
個人である私が目指したのは
①資本がたくさんある会社。
あるいは
②成長していて利益をたんまり上げている会社。
に投資をして、経済を回す手助けをする。
利益を上げているということは今の世の中に価値を生み出しているということです。
そんな企業がもっと大きくなるためのお手伝いをする
そんな投資を心がけています。
私もただ、貯金して眠らせているお金があるからそのお金を役に立たせてみたくなったわ
投資は長期戦です。
勉強期間が長いほど投資はうまくなるので、若いうちから少額でもやることに意味があります
投資を始めた方がいいというのは以下の本を読むとさらに実感がわくと思います。
(原作はフランス語で1000ページの経済本なので、読みやすいマンガ版で充分理解できると思います)
この本に書かれていることはr>g
rは投資などによって得られるリターン
gは労働者の賃金上昇率
これによって、労働者と富裕層の格差が拡がっていくというものです。
これを防ぐために累進課税制度があるなど、政府はできるだけ平等に効率的に税金を回収しています。
お金持ちからしたら、
それでも投資をしないという選択肢は損だよね
こんな風に思っていると簡単に予想がつきます。
と、まあここまでは金融機関と言っていることと同じですね。
では、次にどう勉強してきたかをお話ししていきます。
証券会社に騙されるな!それぞれの本質を探そう
ということで、ここからは金融機関が絶対に言わないであろうことに切り込んでいきます。
㊟あくまでエデン個人の意見です。金融機関が悪だとは思ってはいません。
お金のことはプロに任せた方が安心じゃない?
そう思ったあなた。
それは少し勉強してからでも遅くはないかもしれません。
証券会社の目的
証券会社や保険会社、銀行などの金融機関に勤める人は、お金の知識はもちろん人一倍持っています。
とはいえ彼らは“金融のプロ=お金で利ザヤを取るプロ”です。
彼らは自身の給料を稼ぐために利益を出さなければなりません。
その原資となるのは、お客さんからの現金です。
このことを理解するために、もっともオススメな映画がこれです。
「ウォール街」
「ウォールストリート」
この映画はアメリカ映画ですが、日本でも昔から証券会社の営業は「かなりやばい」と言われています。
実際にエデンの友人に証券会社の営業マンがいますが、彼は
金融の勉強は二の次で俺たち営業マンは上から指示された商品を売ることがまずは優先される
こう言っていました。
勉強した証券営業マンほど、「売りたくない商品を売って心を病んだ」なんてジンクスもあるようです。
この映画は証券マンの立場をよく知ることができる映画ね。
この人たちの営業を聞かずしてエデンさんはどうやって勉強してきたんですか?
私も最初はどう勉強していいか悩みに悩みましたね
そして次のような勉強方法で株式投資に踏み込んでいきました。
投資の神様ウォーレンバフェットの投資法に近いプロを勉強材料に
証券会社の営業マンの話はあてにならない
じゃあ、どうやって独学で勉強していこうか?
そのヒントになったのは、とある大手証券会社のホームページを見たときでした。
証券会社の事業収益は大きく分けて2つです。
①手数料収入
②トレード収益
さらに証券会社を複数社調べてみると①と②の割合は違うもののこの2つが収益柱だということがわかりました。
なるほど、証券会社によってはトレードで収益を上げているところもあるのか。
そしたらそのプロがやっていることを真似したらいいんじゃないか?
そして毎日、毎日調べました。
インターネットの情報はもちろんのこと本も100冊くらい読みました。
ちなみに本を読むときはこれが重宝しました。(コスパ最強です)
そして、
どうもウォーレンバフェットという人が投資のプロらしい
ということがわかりました。
とはいえ彼はアメリカ人です。
英語だらけの決算書では分析ができずウォーレンバフェットの投資法をなんとなくでしか理解できませんでした。
ウォーレンバフェットの投資法に近い手法で日本株を運用しているプロはいないかな?
そう思いながら生活していると見つかりました。
ひふみ投信の組み入れ銘柄は月単位でホームページに公開されています【手数料が高い】
日本株に投資していてウォーレンバフェットの投資法に近い手法。
そして圧倒的なパフォーマンスを上げている金融機関のトレーダーのプロ(通称:ファンドマネジャー)がいました。
それがレオスキャピタルワークス社の藤野英人さんでした。
この方は、ひふみ投信と呼ばれる投資信託を運用しています。
ひふみ投信は積立ニーサやイデコでも投資できる金融庁のお墨付きの投資信託です。
このひふみ投信の組み入れ銘柄は公式ホームページで毎月10日前後に発表されています。
この組み入れ銘柄を徹底的に分析しました。
どの基準でこの人はこの銘柄を選んでいるのだろうか?
ここまで読んでいただいた人の中には
そしたらひふみ投信を買えばいいんじゃない?
そう思われた方もいると思います。
もちろんそれも大いにありだと思います。
しかし、投資信託では手数料が取られますし、優待銘柄の優待を受けられません。
まてよ。「なぜプロがこの銘柄を組み入れているのか?」ということを勉強することが一番の近道なんじゃないか?
そう思った私は優待投資家の桐谷さんとバリュー投資家のウォーレンバフェットのハイブリッドを目指すべく、分析しました。
真似するうちに投資基準ができてきました
最初はひふみ投信の組み入れ銘柄を真似してポートフォリオを組みます。
(*ポートフォリオとは複数の株式をリスク低減を目的に組み合わせる計画のことです。)
そこから似たような指標の銘柄を見つけてチェックリストに追加して観察を続けました。
チェックリストの銘柄が数か月後にひふみ投信の組み入れ銘柄になったときには、なにかを掴んだ気がして嬉しくなりましたね
投資基準は何かと言うと
①売上、経常利益が伸びている企業。
②割安であること。
正直、この2つです。
これがバリュー株投資+グロース株投資と言われる投資法です
①の伸びはマネックス証券の銘柄スカウターを活用して過去10年の業績の推移を確認しています。
②に関しての指標がずっと決めきれずにいました。(エデンは苦戦しました)
PBR、正味流動資産、1株利益、時価総額どれも大切なのはわかっていますが、業界や会社の規模によっても割安の基準が違っていたりして線引きするのができませんでした
期待値(理論株価)という概念
バリュー投資にも捉え方は複数あります。
資産バリュー投資:企業が持っている現金と投資有価証券から負債を引いた企業の価値を測る投資法。
財務バリュー投資:現在の企業が上げている収益から企業の価値を測る投資法。
どちらのバリュー投資においても必要になるのが
その企業の本当の価値を数値化したもの
です。
そこで出てくるのが理論株価という概念です。
決算短信を読み込めば企業の資産価値がある程度、わかります。
財務情報からも今の時価総額はその企業が生み出している利益からして適正か?ということがわかります。
適正な時価総額がわかれば理論株価が導き出せます。
正味流動資産と現在の時価総額の差から割安度を測ったり
1株益や経常利益から適正株価を導こうと試行錯誤しました。
少し、専門用語が多くなってしまい失礼しました。
大丈夫です。次のことを知れば試行錯誤は必要ありませんでした。
実はこの理論株価、簡単に調べることができました。
それがみんかぶの理論株価です。
でググると理論株価がでてきます。(もちろん無料で観れます)
エデンが手間暇かけて出した適正株価とほぼ同じ株価が理論株価として載っていました。
『理論株価の変化を線で引いたものが期待値の線』です。
現代は情報化社会です
自分で理論株価を出せるようになるまではここを参考にするのもいいかもしれませんね
エデンの株式投資における3つの指標
先ほど、紹介した理論株価と自分で出した適正価格が大幅に違っていないことを確認するためにも
①1株益の10倍の株価がいくらか?
②業績が安定している企業の場合なら5年間平均で経常利益の10倍より現在の時価総額が低いかどうか?
③みんかぶの理論株価がいくらか?
この3つを確認してから投資判断をしています。
さらに優待銘柄だと優待利回りをチェックします。
配当銘柄だと配当利回りと減配リスクはあるか?
を吟味してから投資するようにしています。
【20代投資家が語る】私はこうして株式投資を勉強しました|バリュー投資の勉強法を無料公開のまとめ
・バリュー投資が投資の王道です。
かの有名なウォーレンバフェットも言っています。
このバリューを将来の価値のどこまでを加味するかというところも含めて期待値を計算します。
・現代はプロの手の内もインターネットに載っている時代です。
今の時代はいかにうまく、そして正しい情報を手に入れて自分で行動できるかです。
・エデン流は理論株価から期待値のある銘柄に投資して、ほったらかしている間に配当と優待で利回りをゲットするバリュー投資法です。
投資を始めた時は年率が4%を目標に投資を始めましたが、期待値が見えてからは年率8%を目標にすることができるようになりました
まだ、これからどうなるかはわかりませんが、今後も期待値のある銘柄を探してはコツコツと投資していくスタイルでやっていこうと思います。
証券口座は手数料の少ないネット証券を使いましょう。
私がメインで使っている証券口座はSBI証券です
あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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