今日も1日お仕事おつかれさまです。
20代のエデンです。
最近のニュースで、2019年10月の消費増税に関して気になるニュースがありました。
下記のツイートをしてみたところリツイートされて2時間で1000人以上に表示されていましたので、少し深掘りして意見をまとめてみたいと思います。
今回の記事では、誰が悪いとかそういうことは言いません。
ただ、雇われ店長をしているエデンの個人的な意見を述べさせていただきたいと思います。
この記事で書かれている内容
2019年10月に消費税が増税になります
みなさんも周知のとおり、2019年10月に消費税が10%に増税されます。
税別で表示されているスーパーに行くときは計算しやすくなる
という意見もありますが、それは増税に対して不信感を抱かないようにするための1つの政府の策略であったりします。
実際の売り場では今、大変なことが起こっています。
軽減税率というのが適応されます
軽減税率というものが適応されます。
日常生活に必要なものは増税しない
という対策です。
おそらく数年後にはこの軽減税率は
わけがわからないという意見も多数国民から寄せられたのからやめます
みたいなことになって、なくなるのだろうとエデンは予想します。
スーパーでは商品ごとに値札を張り替えなくてはなりません。
1つ1つの商品に対して軽減税率の対象商品かどうかを調べる必要があります。
めっちゃ大変な作業ですね
前置きはこのくらいで、今回のメインの話に入っていきます。
飲食店についてです。
飲食店はテイクアウトのみ軽減税率が適応されます。
よって
- 店で食べると消費税10%が適応されます。
- テイクアウトを選択すると消費税は8%のままです。
という異例の事態が起こります。
2%分を企業側が負担します
そこで、企業側も考えます。
そして、2019年9月、全国の飲食店で今、こんなブームになっています。
それは…
消費税が増税になってもテイクアウトと店内で食べる料金は一緒にします。
料金の違いはお客様への不公平を生むためです。
2%の差は企業努力によって負担します。
2%分は実質値下げをして今まで通り、お客様に愛される店を目指します。
という宣伝です。
消費税の増税なのに意味ないよね
その場しのぎ感がすごい
エデンはこのように感じます。
ニュースは国民に対して報道しています
ここで、
一体なぜ、このようなニュースを聞くようになったのか?
を考察してみます。
そもそもニュースというのは国民に対して報道しています。
ということは国民のメリットに聞こえるようにニュースをしています。
真実を伝えるのがニュースだ
と言う意見があると思いますが、現実問題は視聴率が取れない真実は報道されません。
なぜなら、ニュースはそれでお金を稼ぐ必要があるからです。
国民に向けて報道するのに、国民がどうでもいい報道はしないのです。
例え、それがどんなに重要なことであっても。
それゆえ、今回の飲食店のニュースは国民にとって、
あー、あそこの飲食店は増税しても値上げしないみたいね。
なんていい店なの!
そんな風に思ってニュースをみてもらえるのです。
結局、ブラック労働によって回収されます
ただし、実はそんなニュースの裏で、労働者は苦しんでいます。
消費税が8%に上がったときどうでしたか?
働き方改革のときどうでしたか?
飲食業界だけでなく、全産業で歪みが明るみに出てきましたよね。
仕事量が変わらない“名ばかり働き方改革”によってサービス残業が増えたり
会社の利益が減ったことで、ボーナスが下がったり、残業手当が少なくなったりと
年収で見るとかなり大きな額の給料が下がっている人も多いのではないでしょうか?
では、なぜそんな方向に企業は舵を切るのでしょうか?
そこには企業としても苦渋の決断を迫られているという事実があります。
企業の意見
企業の意見はこんなかんじと予想します。
増税は我々にとって大きな痛手です。
しかし、その痛手を正面から受けると二次被害を生むのが目に見えています。
その二次被害とはこれです。
値上げに踏み切るとニュースによる風評被害が怖いです。
典型的な例があります。
消費税8%にあがったときの焼き鳥チェーンT社です。
税込280円だった料金を、税抜き価格にすることで、実質値上げに踏み切りました。
すると、ニュースでは実質値上げが報道されます。
そして、国民はこう思います。
値上げしていない飲食店もあるみたいよ?
そっちに行こう!!
そして、あれから1年が過ぎましたが、やきとりT社は、ずっと売上が低迷しています。
すると、ニュースは
なんて報道します。
もうね、企業からしたら風評被害でしかありません。
実際には、人手不足によって機会損失が出たせいで売上が下がっているかもしれません。
しかし、全部、ニュースが増税の値上げによるものと報道します。
そんな一部始終を見ていたライバル企業は、果たして今回の増税に対して値上げを踏み切れるでしょうか?
無理ですよね。
増税は飲食業界にとってピンチなのです。
そこで企業はこう考えます。
過去の経験から学んで、うまいことやれば広告費ゼロで宣伝ができるのでは?
むしろ、今回の増税を1つの宣伝にする方が得策だよね。
そういうかじ取りにならざるを得ない状況なのかもしれません。
その結果が、
2%分は実質値下げをして今まで通り、お客様に愛される店を目指します。
です。
しかし、エデンは本当にこれでいいのか、かなり疑問を感じます。
真実を隠して、上辺だけ国民に伝える…
そんなことで、従業員、お客様と信頼関係が結べるのでしょうか?
実質値下げを宣伝している企業って…
ここで具体名は出しませんが、今回の増税に対して実質値下げを宣伝している企業はどんな企業でしょう?
ここからはあくまでエデンいち個人の予想です。
今回の実質値下げを宣言している企業は
過去に従業員との労使トラブルがあった企業ばかりかもしれません。
今回の増税に対して
お客様にはいい顔をしないと会社の業績がやばいんだ。
だからお前達(従業員たち)の給料やボーナスはちょっと待ってくれ
そんな判断になっているかもしれません。
結局、この日本社会は顧客か会社のどちらかが被るしかないのです。
それがたとえ、消費税の増税であっても…
今後、期待することは2つです
ということで、飲食店雇われ店長のいち個人の期待することは次の2つです。
①今後、ニュースに取り上げられることなく、値上げして風評被害なくお客さまにも不満が少ない状態に持っていく。
企業としても、ニュースによる風評被害が怖いからこそ、値上げに踏み切れません。
なんとか、こっそり値上げできないものでしょうか?
エデンは個人的に調べてみました。
実は2018年から2019年の間にこっそり値上げに成功している企業があります。
それは大手コーヒーチェーンのD社です。
新作メニューが出るたびにこっそり少しずつ値上げしていました。
その結果、やきとりT社のような風評被害に逢うことなく業績も落とさなくて済んでいます。
それでもなお、従業員はなかなかのブラック労働を強いられているとも聞きますが…
ニュースに嗅ぎつけられることなく値上げすることは不可能ではありません。
ですので、全国の経営者の方、値上げに踏み切って下さい。
②飲食サービス業が業界ごと、この競争を終わらせるために一斉に値上げする。
この流れ、エデンは過去の牛丼チェーンの値下げ合戦を思い出します。
値下げする毎に、ニュースは取り上げ宣伝になりました。
しかし、この競争は飲食業界にとって誰も勝てない戦いをしていました。
このときに1度、この業界は勉強したはずなのです。
値下げは会社、業界の従業員にとって誰も勝てなくする“もろはのつるぎ”であると
【20代雇われ店長の嘆き】10%に消費税を増税しても値上げはしませんのまとめ
・消費税が10%に増税されても増税されていないように策を練る企業が増えています。
・実は仕方なく実質値下げをせざるを得ない判断になっていたりします。
・そして、それはかつての経験から、またまた従業員のブラック労働によって賄われることが簡単に予想できます。
エデン自身、
目先の給料のために、誰もが負ける戦いに参加している
そんな気がしてなりません。
経営者も公には言えないですがこんな思いで舵を取っているのではないでしょうか?
従業員に目先の給料を払うために誰もが負ける戦いをさせざるを得なくなっている
そんな気がしています。
エデンは従業員の立場からの意見が強くなっていると思います。
消費者や経営者の意見も聞いてみたいです。
あなたはどう思いますか?
よかったら、コメントしてください。
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