今日も1日おつかれさまです。
2019年、がっつりブラック企業で働いていたエデンです。
今回は2019年の年間自殺者数が2万人を切ったことについて、2020年以降にやるべきことについて意見していきます。
自殺に至ってしまう人1人でも減らしたい。
そんな思いを込めてブログを書いていきます。
この記事で書かれている内容
2019年の自殺者数は過去最少の2万人を切りました
2020年1月後半のニュースで2019年の年間自殺者が1万9959人だと速報値が公開されました。
2019年の自殺者数が統計を開始した1978年以来、最少の1万9959人となったことが17日、警察庁の集計(速報値)で分かった。減少は10年連続で、人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も0.7人減り、15.8人となった。速報値が2万人を切ったのは初めて。ただ3月発表の確定値は例年増加する傾向にあり、最終的な自殺者数は2万人超となる可能性が高い。
過去のデータは厚生労働省のサイトに掲載されています。
うわー、1998年から年間自殺者数が3万人を超えていますね
バブルがはじけた後は失業者も自殺者も増えたんだ
借金で首が回らなくなった人や再就職先がないためにやりたくない仕事でも無理して働いていた人たちが大勢いたんだよ
でも最近は減ってきていますね
そうです。2011年を過ぎたころから3万人を下回りました。
2019年には一気に下がり、なんと2万人を切るという速報が出ています。
2019年といえば働き方改革が進んだとされる年です。
この成果が数字として表れたといっていいのではないでしょうか?
また、雇用の流動性が進んだことで自殺を決意する前に会社を辞めることができた人が多かったことも予想できます。
ところで読んでくださっているあなたに1つ質問です。
2019年、働き方改革は実感がありましたか?
どうでしょうか?
有休を取得するように言われた。
残業が極端に減った。
こんな声が聞こえてくるといいのですが…
ちなみにブラック企業で働いていた私…
エデンの答えはノーです。
働き方改革の実感はありませんでした。
ブラック企業では働き方改革は実感が全くなかった
ブラック企業で働いていたエデンは2019年を振り返ってどう感じていたかというと
働き方改革の「は」の字すら感じられませんでした。
人材の流出が止まらず、残った社員で業務を行うので、当然残業が激増しました。
また、社内では、
生産性を上げろ!
と常日頃から言われていましたので、1日が終わるころにはヘロヘロになっていました。
体感ですが、2019年は2018年と比べて1.5倍くらいの仕事量でした
働き方改革とは真逆で、人手不足が加速していました。
こんな状況で働き続けた私は、身の危険を感じました。
度重なる残業、仕事のプレッシャー、そして休日も鳴り止まない携帯電話。
自殺を考えてしまう人が
こんなつらいなら、いっそいなくなってしまいたい
と思うのも無理はないと感じました。
多少、ブラックな環境でも、最初は
私、必要とされているからがんばろう
そう思えます。
とはいえ限度があります。
限度は個人差があると思いますが、
ぷつんと切れるときがいずれ来ます。
そのときに、もし私の周りに何も残っていなかったら…
2020年以降、自殺者数を減らすためには私のようなブラック企業にいる人が外を知り、行動していく必要があると感じます
2019年、働き方改革が進み、年間自殺者も減った年になりました。
年間自殺者はついに2万人を切るなどピークの2004年から1.4万人も減りました。
とはいえ、決して喜ばしいことではありません。
まだ年間2万人も自殺者がいるのです。
もしかしたら次はあなたかもしれませんし、あなたの身近な友人かもしれません。
問題は、働き方改革も通用しないブラック企業があるということです。
2020年以降、さらに自殺者の数を改善するためには、過去のエデンのような会社で消耗している人が最悪の事態になる前に外の世界を知っておいてほしいと願います。
ブラック企業にいる人は社外の人と話す機会を作ってください
もし、このブログを見ている人でブラック企業に勤めている方がいれば、
社外の人と話す時間を1か月に1回くらいは作ってください
ブラック企業ではまるで戦前の鎖国のように外の情報を仕入れられないようにしてきます。
血眼になるような長時間労働。
息も詰まるようなパワハラの嵐。
エデンもこのような状況で全く2019年の働き方改革のことがわかりませんでした。
世間はどう変わっていたか?
ブラック企業に埋もれてしまっていると外のことがわからないままのエデンでしたが、2020年に入ってから運よく銀行員の友人と話す機会がありました。
エデンがいた会社はどの部署も人手不足だったので
日本中どこも大変だよ
そう上司から聞かされていて実感もありました。
友人にこう聞きました。
俺たち中堅社員になって仕事めっちゃ多くない?
休みもないからやばいわ~
すると銀行員の友人からはエデンが思いもしなかった答えが返ってきました。
まあ責任は増えたけどね。
ただ、残業をさせてくれないから給料も減ったしもっと仕事させてほしいくらいだよ
エデンは残業が多すぎて悩んでいたのに、友人は残業が少なすぎて給料が上がらないことに悩んでいました。
そのとき、初めて働き方改革が世間では実行されていることに気づきました。
働き方改革の例はこんなものもありました。
2019年、全国的にジムが急激に伸びていました。
スポーツジムやキックボクシングなどのジムです。
そうか。
ジムが人気なのは定時に仕事を終わった人が汗を流しに行ってるのね!
もちろんエデンがいた会社の社員は誰一人としてジムへ行っていません。
会社で疲労困憊だからです。
ブラック企業にいるとなかなか社外の人と会う機会がないのが普通だと思います。
そんなエデンにとって銀行員の友人と話せたことは貴重な気づきの場でした。
ブラック企業に閉じこめられている人へ
ブラック企業にいると、あまりにも過酷な環境のために世間とは違う価値観になっていたりします。
もし、エデンと同じように
今は人手不足だから仕方ない
と思って辛い日々を我慢して過ごしている人がいたら、外の情報に触れる機会を作ってください。
とはいえ、
- 毎日山積みの終わらない仕事。
- 地方に転勤し友人がいない。
これらの理由で、どうしても友人と会う時間がない
こんな意見もあるかもしれません。
SNSを始めましょう
社外の友人と会う時間がない人は是非、SNSを始めてみてください。
ツイッターでもインスタでもいいと思います。
ツイッターには中には怪しい人もいますが、それにも勝る情報源となります。
個人で稼いでいる本物の方もたくさんいらっしゃいます。
朝早くに家を出て、夜遅くに帰ってくる。
そんな生活を繰り返していた私もこの情報でなんとか希望の光を掴むことができています。
会社で勤め上げることだけが正解じゃないんだなぁ
そう思えたことでぐっと心が楽になりました。
ちょっとの力で多くの情報が手に入れられる時代です。
ブラック企業で知らぬ間に植え付けられているかもしれない偏った考えから今こそ抜け出しましょう。
2019年の自殺者(速報値)が1万9959人だがこのままだと歴史は繰り返される【さらに減らす提案】のまとめ
・2019年の自殺者数は最小になりましたが、2020年以降さらに改善するためにはブラック企業にどっぷり浸かってしまっている人への改善提案が必要だと思います。
・社外の人と話す機会を作ると気づきがあります。
・外とのつながりを持つ手段はSNSもあります。
せっかく政府が働き方改革を推進し世の中が大きく変わろうとしています。
そして、自殺者数が過去最低になるなど、成果も出てきています。
さらに改善するためには、よりミクロな範囲で心へのアプローチが必要だと思います。
SNSで情報を仕入れれば、本当に色々な方法で生きている人たちがいます。
外の情報を知ることが、自殺をしてしまうセーフティネットになると感じます。
私も、そういった一人になれるよう発信していきます。
ブラック企業で孤独に働いているあなたへ。
つらい日々、お察しします。
大丈夫です。あなたは一人じゃないですよ。
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あなたに幸あれ。それがエデンの幸せです。
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